ふれんず:あらいぐま くらげ
しょうごう:闇雲波一巴(やみくもになみひとつともえ)
ぞくせい:寄生 骨無 漂流
とくちょう:嫉妬という名の海月にとりつかれ、闇の中に沈めてまわる
かがやき:憎しみの緑の盾鏡(長さ3尺、90センチある青銅鏡)
嫉妬に狂わず愛おしいあの人と二人で手鏡に映りたい
わざ:しびれる触手で絡め取って血を啜る
刺胞には強い毒があって、さされたところが激しく痛む
傷が治っても痛みはなおらない
ゆらゆらただよい絡め取る
求める物は愛か血か
乗っ取られて水母になりつつあるのか
水母を沸き立たせているのか
それはわからないし、顔も見えない
他人への嫉妬に取り憑かれ、傷つけてまわったがために柱にくくりつけられ、海に沈められた。
その妄執を死後も持ったまま漂い続け、今でも泳ぐ者をひきずりこむという。