#画図洗熊夜行

画図洗熊夜行のおまとめ

空 聖天(しょうてん) 和(あん) 冥(みゃん)

みゃん

じんぎ:なまえぼしゅう ほしすなをあつめるあみ

空 聖天(しょうてん) 和(あん) 冥(みゃん)

ふれんず:あらいぐま

しょうごう:「もたざるもの」 糸輪アーンク紋(いとわあーんく)

ぞくせい:

かがやき:願いの白色の勾玉

とくちょう:

わざ:

じんぎ:

 

とくちょう:やせおとろえてひょろ長い姿。いつもしっかりと手を合わせうつむいている。
せなかに大きな籠を背負っている。

とくちょう 

・一年中とれない目の下の隈

・本当の板みたいな胸板

・骨ばった肩に そこから生えている細すぎる二の腕

・膝を合わせても 風がすり抜けてしまう 太もも

・盛り上がりのないふくらはぎ

 

わざ:「ハラバリタヤウン」「はやあいああうん」「Wahn-Wahn-Wahn」

砕けて散った星の欠片を、ひろいあつめてかごに容れる

どこまでも参ります いつまでも歩きます こえをかけかけ

見えず聞こえず声もまわらぬ幼子は星砂だけが見え

めかくしをしたおさなごは黒辰砂だけの匂いを感じ

拾って籠に重荷と成してゆく

それらを背負いて連れてよろめき歩く

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おとも:和(あん)

ふれんず:いえいぬ

しょうごう:

ぞくせい:陽 子犬 陽紋

かがやき:喜びの黄色の勾玉

とくちょう:聖天のまわりをかけまわる白い子犬。

見えない物を嗅ぎ出す

わざ:「 」

当て布には金と真紅の陽紋。

おちた黒辰砂をひろったり、うもれていればほりだす。

じんぎ:

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おとも:冥(みゃん)

ふれんず:あらいぐま

しょうごう:

ぞくせい:闇 子供 闇雲紋

かがやき:祈りの青色の勾玉

とくちょう:めをとじ、はんぐちをあけた子洗熊。そのとじためは見えない物を見る。

 わざ:「 」

こぼれおちたほしすなをみている。(ゆこう ゆこう あつめにゆこう)

じんぎ:なまえぼしゅう ほしすなをあつめるあみ



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あんあ~ん!

みゃんみゃ~ん!

-----めも------

左右の袈裟の色が 緑と朱 で 色が違うのは

私が陰・陽陣営 問わずに 歩き廻り巡り

"どちら側でもあり どちら側でもない" ことを 表していてるのですね。

また、背負った籠の色が 朱 と黒 を編み込んでいるのは

内容物である"星の欠片"が、

正邪を超越して 全ては渾然一体である存在の暗喩なのですね。

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糸輪アーンク紋(いとわあーんく)

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籠についている鈴は 星の欠片集めを 周囲に知らせる為に付いており、これは 行脚の神渡りの到来 と同義ですね。

 

確かに 燃え盛る炎ですね。

皆の劣情の炎でございましょう。

密教では 劣情の炎 は消せることはできなく

いかに人生の中において その炎の火加減の摘みを調節して、即身成仏できるかが 往生の"鍵"になりますのだ。

 

王冠のアライさん

青黒雲 七束網 しちしもう ぼーっとあけたくち 「あー」

わんこ の之字にちりん

  

賢治先生の作品たちの 結晶体!

"春と修羅"を持った夜鷹ちゃん と一体化しているのでございましょう。

「人生とは苦痛を伴うものである」

という意志を感じ、恐縮して緊張しちゃいますねぇ・・・

のだ。

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ぼろきれの模様 アーンク 胎蔵界大日如来

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