#画図洗熊夜行

画図洗熊夜行のおまとめ

闇 筆頭 シン王(しんおう)

じんぎ:なまえぼしゅう 「 」(きせる )

わざ:「なまえぼしゅうちゅう」全知

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筆頭 シン王(しんおう)

ふれんず:あらいぐま 長毛種

しょうごう:「華麗奔放」「愛しの君、君主、王、ロード、陛下」「真戴王」 ひろげたわしのつばさ 陰牡丹戴目貫闇雲紋(かげぼたんいただくめぬきやみくも)月を表す青銀の真円を使うことも

ぞくせい:筆頭 王 麗艶

かがやき:銘、珠貫(たまつらぬき) 純白の勾玉を貫く一本の鋭い真紅の剣

とくちょう:無法通天で、おもいどおりにこうどうし、まわりをじぶんにあわせてしまう。ひとたらし。

 全知であるが、ひとの範疇での全知

神力:「余が世である」道理をねじまげ、思い通りにあやつる

じんぎ:なまえぼしゅう 「 」(きせる )

 煙は天地を媒介するもの、そしてひとのあつかう火

 皇女はこのはきだす烟(けむ 煙)を蛇蝎のように嫌っている

 「あぐううう、けむにまかれるのじゃ!

 「ぬぁああん、みえにくいのじゃ!

 皇女の侵食からみを、こころをまもっている(たぶんわざと)

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巻き毛をなびかせて不敵な笑みを浮かべている

じつに自由奔放で皇女もたじたじ

闇の子は王のために狂奔する

味方も敵もおおいが、その存在感の前に心底を隠しおおせるものはいない。

天意無法(てんいむほう 天衣無縫)で、とこやみやおおかみのおもわくさえこえようとしている

皇女のめんてなんすすると、神鍮の歯車には、全知でも知らなかったことがいっぱい出てくる

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しんおうさま ごえいか

このみに きわまる

ひととせ たらしめ

よのため あらいて

ひとめに あいたし

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神力:「余が世である」

剣を振れば狙った軌道を完全にえがくし、向かってくる力も完全に見切ってしまう

このちからもあって、剣一本で波濤さえ断ち割る

わざ:「なまえぼしゅうちゅう」全知
わざ:王権糸車

闇の子らに意図を伝える神鍮糸

いろいろ設定してやる君主、がんばるのは皇女

わざ:八極拳
わざ:洗手陰流剣術開祖(せんじゅいんりゅうけんじゅつ ほんらいは洗手院流剣術)

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伝承によっては陽の王であったとのきじゅつも

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銘、珠貫(たまつらぬき)

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くんしゅはいろんながっきをひくだろうけど
常闇之皇女がこのむのは弦楽器

ゆびではじくけいのえんそうがすき

おとなしくきいてなくて、すぐへたなうたではーもにーしはじめる

(こえがおおきいわけではない)

「サラスヴァティヴィーナがいいなぁ

「ねーこれすき

うたっているとおとなしくなって

ねちゃうのじゃ すやすや・・・

 

きっとげたでたったかりずむをとるったりする

たっぷはじょうず

げたはいておどると たぶんとりでがゆれる

真鍮線と神鐵なので おもさ ふたりあわせて

たかまがはらのはんぶんじゃ

 

闇之葦船がひめいをあげる ぼおおおん ぶおおおん

おどらせすぎたらふねがしずんじゃう

 

りあるたいむでしじがだせるのは

声の指示だけじゃなくてがっき

神鍮糸をふるわせ 意図をつたえよ

 

王権糸車 というなまえのサラスヴァティヴィーナ

調律の糸巻と、真鍮線でできている

素材の木材はなぞ

東西南北の4弦と、過去 未来 永久をあらわす3副弦

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神戴_無常
じんぎ:神戴「無常」

とこやみ_阿、が剣になったすがた。黒いもやをまとった、神鐵(じんてつ)製の長大な剣

攻撃や光を吸い込み、相手は距離感がつかめない

たかまがはらの大地の半分の重さ

道理を無視しないとまったく扱えない

時間が経つとちいさなブラックホールと化して、空間をも吸い込みはじめるのでたいへん危険

なびくぬのは抑えの衣だが、どんどん崩壊していく

「トコヤミの全てを刃に変える

「全てを引き寄せ触れれば消滅する刃

「滅するごとにさらなる力を増してゆく

「解放すれば君主でもただではすまぬ

じんぎ:神戴「絡手(カラミティ)」

とこやみ_吽、が腕輪になったすがた

青鈍色の神鐵製で、右手に巻き付いている

あらゆるけがれから君主をまもる

神鍮糸とつながっており、あらゆる知覚を拡大し、世界のあらゆる情報を受け取れる

知覚はひろがっていくので、使用しすぎると魂が焼き切れる

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相合傘
わざ:「相合傘」

神戴常闇によって君主の制御する傘。タールの海の底から沸き起こり陽を遮る。空からは黒い雨が降る。それに耐えられる陽の者はわずかであろう。

「なぁ君主…妾 相合傘というのをやってみたいのじゃ…ぷぷぷ」 「余と貴様の傘の前にはどんな攻撃も効かぬのだ!!」 「認証…Process:Atom:94/PuPuPuPuPu238-242/【相愛傘】」 (元素記号Pu)

神降ろし、一人に戻った皇女の姿。核の傘。陽を覆い隠し冬がやってくる。

産み出された星をも滅ぼす、すぎたる力。

腹部分に描かれた蛭子がほんとうの常闇之皇女であったりする(かもしれない)

思いつきで描いてるので皇女が2人に別れる前の状態!

画図的には皇女はふたりなんよ…当時はがんばったけどコンセプトアートになっちゃっている

ひとりが常闇 ふたりのときは皇女のほうがわかりやすいよね という話だったりもする

とはいえこれはふれんず神話なので、その伝承の地域、時代によってかかれていることはちがう

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因果の糸はあやつれるけど それは皇女経由なんだよ

シン王のもってて、干渉できるるぱわーはハツハナとそう変わらないのはるーるじょうしかたない

 

で、おうじょけいゆで いんがにかんしょうしたら

そのえいきょうがおおきいほど

おうじょはおかしくなっていく ねつぼうそう

 

そう、たとえば おうじょのしんしょくから からみをまもるちから、にしても どこかからか もってくるひつようがある

たかまがはらはそうなっているので

もしどこかからもってこれるとしたら それは はつはなにもてきようされる

 

はつはなのちからがあがると

わざ:「おそうじします」(御総司致します)陽の子達にいくつかの選択肢があるとき、より望む結果が起きる。

これとかがはたらいて、たぶんおうじょのとこに けいさんがいのあめだまとかがとどく とどいてしまう

 

そうするとそのあめだまをのんで、おうじょがたおれて

やみのこのせいぎょがほとんどぱっちーんとうしなって

やみのこがぼうそうするんじゃないかな

 

また王が理の外に干渉できるぱわーあがるほど

はつはなのぱわーあがるとか もしくは、空とかがじゃましにくるとおもいますよ

あと 君主が苦悩してない(けいさんのうちでよゆうある)と 皇女が飽きてくる可能性がけっこうあるかもしれない

あれは苦悩をたべるいきものなので、陽王のとこにきたわけだし…

皇女は君主のこと好きだけど『なんでも壊したりして遊ぶのが大好き。好きなものもめちゃくちゃに壊してしまう。』だからね

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よみもの

旧陽王の手記

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斜陽

余は神の寵愛を授かり、この世に顕現した。当然だ。故にこの世で余に比肩する者など何処に在ると云ふのか。森羅万象は余の為にこそ在り。隷属する運命。

凡ての民草はこの世の理に隷属する。余がその理を為すからその理はその理足り得るのだ。

故に余は退屈であった。窓の外で走り回る何も持たぬ童。慎ましやかな暮らしをする家族。秩序を乱し、天の業火に焼かれし者。

凡ての者に理解出来まい、この余の渇求が、渇望が、切望が、熱望が。

渇いておるのだ。常に。

憎い、あの者共が。神から寵愛を受けず、ただ漫然と生きているあの者達が。

ある者は言った。「王よ、貴方はとても偉大だ、凡てを持っていらっしゃる。そこまで才に恵まれていれば、きっと幸せなのでしょうなぁ」と。

道化でもない男が余に諧謔を弄するのは初めての出来事であった。男は不可思議な顔をして狼狽するだけであった。

余はここで初めて憎しみと云ふ感情を覚えた。

ああ、この者達は本当に愚かしい生き物だなと。浅慮。浅薄。短絡的で未熟。否、是非もなし。故に人。あの者達は恐らく考えたこともないのであろう、「人間」と云ふ言葉について。

「人」の「間」何処と人の間なのか、此れ即ち神と人の狭間の存在である事に他ならぬ。この世で「人間」は神が作りし最初のこの余ただ一人。対して「人」と呼ばれる生き物は余以外の人型を指す。神性を一切持たぬ者を「人」。神性を持った唯一の「人」、「人間」それが余、真王也。

この苦悩は王たる余が抱えるべき責務。愚かであろうが憎しみを抱くまでもない。抱く理由が無いのだから。

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宵闇

葡萄酒に透かして月を見上げている或る夜の事であった。

気配があった、尋常ならざる者。此の余に畏怖と云ふ感情を想起させる程の存在。神性。否、神性…?神性ではあるがこの悍ましさ…何より、葡萄酒の跳ねた雫が月に重なり静止している。緋色の月。

余は振り向かずに問うた、貴様らは何者だ、と。そう、気配は貮つ存在していた。

昏き者は答えない。蛇の様に這い寄る影。

余は再び投げ掛ける。言の葉を交わさず余にこれ以上這い寄る事を禁ずる。この世では余が法だ。破戒は死を以て贖う事になる。最後の忠告だ。貴様らは何者だ。と。

依然として返答は無い。そしてまた一歩、余への歩を進める。

愚かなり、そう言い残し余は昏き者を焼き払う陽の言葉を唱える。悪滅の一切を灰燼に帰す日輪の炎。晴れる宵闇。溜息を零し洋盃に収まっている葡萄酒を煽る事にした。

然し、其れは叶わなかった。洋盃の雫は静謐を保ち、月は依然として赫く煌々と此方を照らしている。滅却せし其れの気配は何一つ変わってはいなかった。

久方振りの死の馨りが首元を掠める。

刹那にも永久にも感じるその時、余ともあろう者が失念している事に気がついた。存在の膨大さ、悍ましさの翳りになり不明瞭だった部分、敵意だ、敵意が一切感じられないのだ。

後ろを振り返るとそこには黒く昏く、ただそれだけの貮つの靄がそこには在った。それはただそこに在るだけ、浮遊しているだけの何かであった。ただ、生きている。生きているのだ。否、生きているのかすら不明だが、強い意志を感じた。胎動、とでも言うべきか。

今となっては何故その様な行動に至ったのかは余ですら解せぬ。退屈だったのであろう、あゝ、そうだ、渇きを癒すかもしれぬ一筋の光明がそこにはあった。皮肉にもそれは光明とは名ばかりの漆黒の闇であったが。

余は手に持っていた洋盃を割り、その破片で己が指を裂いた。指から零れ落ちる鮮血。陽の光が流れる神性を宿したその血潮。其れを別の洋盃に注ぎ、部屋の鏡に写す。貮、參、言の葉を唱え、鏡の奥に手を伸ばし鏡の奥に在る洋盃に手を伸ばす。

陰の血潮の入った洋盃、この世にある筈もないその流体を半分づつ昏き者に注いでいく。

昏き者は形を得た。肉声を得た、容姿を得た、衣を得た、そして存在を得た。

存在のある者の血を分け与える事で存在なきものに形を与える、本来禁忌とされる行為であった。

形を得た影は幼い少女の様な見た目をしていた。黝の和装、貮対壹組の角、額の勾玉模様の痣、龍の尾。

壹人は常に愉しそうに薄ら笑いを浮かべ、片や常に何かに臍を曲げた様な仏頂面を浮かべていた。

全く同時に、まるで鏡でも見ているかの様に、悪夢でも見ているように、貮人は語り出す。

「「ご機嫌よう君主殿、逢いにきたのじゃ」」

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昔の話だ。

余の創造主たる下らん神々は大きく分けて貮つ存在する。名は「無常」「大神」

其奴らは手始めに余を産み落とした。

ただ一人の「人間」として。

然し、余りにも余を完璧に作り過ぎた。半人半神の王。ただ壹人の孤独な王。それでは面白くないと闇の星と太陽を操り今度は「神の手」からではなく星を衝突させた衝撃で生まれる「星の砂」を利用して「人」を作った。こうして神性を一切持たない「人」、即ちこの現世で「フレンズ」と呼称される存在が誕生する。

然し、ここで致命的な出来事が起こる。

恒久の時を経て「星の砂」を更に増やそうと画策した神々であったが、余以外の「人」は星々の衝突による天変地異に耐え切れる程の強度を持ち合わせてはいなかった。神々も人類は神に似せて創造しない、謂わば偶然の産物。想定外の出来事であった、このままでは人類の終焉が訪れる事になってしまう。

ここで双神は余と余の従える人の身で在りながら余の血液を分け与えた肆の最強の矛「四天乃(シテンノ)」と呼ばれる存在に相談を持ちかける。

四天乃は四人に分かれる。

「乱牙」「螺旋次」「黝雪」「羅睺」の肆名。

此れが後に「貮神伍天会合」と呼ばれる人類の存続に関わる会議である。

議題は人類を存続させ、星の砂を生み出すと云ふ内容であった。

議論は円滑を欠き難航した。議論に幕を引く一言を放ったのは人を観察する事に長けていた「黝雪」であった。

内容は以下に記す。魔術で記録したものをそのまま書き起こす。

黝雪が言う「うん、理解した。恐らく星の力の転用が鍵だと思うよ。星の力、つまり陽の力と闇の力をフレンズに分け与え疑似的に星の衝突を再現する。すると擬似的な星の力の衝突により星の砂が大量に出来る筈だ」

螺旋次が訝しんだ顔で尋ねる「本当にそんな事が出来るのナ?」

黝雪が答える「恐らくは、ね。私も当然実行した訳ではないから確証は持てないけどもね」

余も「理論上は可能だな、机上の空論に成らねば良いがな」と毒を交えつつ話す。

場を見守っていた乱牙が疑問を投げかける「私には難しい事はわからん、わからんが仮に失敗したらそれはどうなるんだ?」

再び数秒の沈黙の後、口を開いたのは長い沈黙をしていた羅睺であった。

「多分、大丈夫なのだ。恐らく黝雪の意見は間違ってないのだ。確かめたから大丈夫なのだ」

そう言ふと手元で先程から触っていた粘土を卓の中央に置いてみせた。

話は少し変わるが、四天乃にはそれぞれ「余の持ちえぬ力」をそれぞれ持っている。余の血が他者の血と混じり変容した為だと考えられるが仔細は不明。そして羅睺の能力が再現能力。視る、聴く、触れる物を生物以外、事象であろうとも再現出来る。此の力を得るに至った経緯と推測があるのだが、それは別の手記に記そうと思ふ。

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「ウプププ…君主、知っておるか?

「ウププ…わらわ達愉しい事を思い付いだのじゃ

「新たな輪廻転生を

「つくるのじゃ

「名前は

「名前は

「「いくさごっこ」」

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シン王

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名の由来など

メソポタミアの月の主神Sin、眞(真)

 

ネタ:特殊シナリオ 陽闇共闘「無を阻止せよ」

 「恐るるに足らんのだ、矮小な光陣営の筆頭が余に勝る道理なし!!トコヤミ、全力で正面から迎え撃つのだ。愚かなる光のものに正しい裁きを、なのだ。全て呑み込むのだ!!」

「皇女の名において全てを呑み込もう…ああぁ、時間も道理も全て呑み込んでしまう!吽よ、托すのじゃ、せめて君主とこの場から逃げておくれ」

観測出来ない無となって空間をもゆがませて阿は消える。

(真王の力も加算され、文面通りに近くにあるものから全てを呑み込み始めてしまう。)

 

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