かがやきをほとんどもたない、はかなげなそんざい
おおかむづみのまわりにただようカスミから、生まれてくる陽の子達
・きりにさくはな
霧の中に咲く蓮の花 ゆらゆらゆらり。
涙のような蜜は不安を和らげ、信念や希望を与え、呪詛や怨恨を祓う
・じゅうけんのあらいぐま
銃剣の戦列 すすめすすめ やみにのまれるな
・あるくとりい
下駄を履いたいろんな大きさの鳥居 列を成し並んで歩く
どってて どってて どっててと とってて とってて とっててと
・ねずみのおんがくたい
いっしょにおどってあげると大変よろこび、ついてくる
くらいきもちをふきとばしてくれる
・ふえふきからかる
くらすぎるのよー!もりあげるわよー!
かんだかいおとは なげきのこえををきりさく
・かさをかかげるあらいぐま
かさはさきぶれ よあけをつげ あめをふせぐ
かさのうえでまわす珠 ころころ ころり
闇の子はくるくる めをまわす
・あしあとにさくはな
ほろにがい思い出 あまい記憶
いろんな記憶のはながさく たべたり かおりで ふちょうをなおせるかも
・くらつきのおおみみのいぬ
しっぽにのせてひのこをはこぶ しずかにすばやい
ふたりのせるとおそくなるのでいやがる
うすいそんざいなのでぶつりこうげきにつよい
・なぎなたのみこ
けものはときにするどい牙も持つ
それは仲間を守るための
・ふえふきのトキ
のろいやそねみのこえをかき消す笛のね
そらたかくから、とおくひびきわたらせる
・ちょこれーと くりーむ じゃぱまん
たべものをくばってあるく ぎんのつくえ
ぱからぱから
・はしるこいぬ
ほえたてたり おいかけたりする
・ただようほしのみ
ごかっけいのほし ひれでふわ ふわ およぐ
ぴかぴか きらきら まうので ちかちかさせる
・おてだまかわうそ
(かなしいにのまれるないで おこりにとらわれないで
せかいはこんなにもたーのしいことがたくさんある!
・はさみかめ
角で足をつまんだりする。ゆっくりしているが、がんじょう
花の蜜がすき
・わたげのふね
ふわふわのわたげたちをのせて たねをとおくまではこぶ
わたげたちは きりきずにあてたり なにかをかるくしたり
・ゆきのはな
あつまてこうげきをふせいだり めをくらませたり
もえてしまうのにはよわい
やけどをなおしたりするのにつかわれたりする
・こんぺいとう
くっついてかいふくする たべるとあまい
あらうとみずにとけてしまう
やみのこはなおらないけど おいしい(じゅるり)
・きづくりぼす
うごきだしたしょくぶつ はっぱやはなで治療してくれる
なくなると 種を残して枯れてしまう
・おどるはきもの
ぺたらこ からから あしおとだけしかない
えものをもとめてかけつけても、からぶり
・さんごのはえたおおおうむがい
みずのなかのように ゆっくり浮かんで動く とりで
とても、がんじょう
・ふうせんたち
めっせーじをおくったりする
つうしんのちゅうけいちてん
・やまびこう
ひのこのうたをくりかえしうたう
・せんくうふく
みずからくうきにあがってもりをうえる
・みこしどっぐ
わっせ わっせ
・あるくさく
とおせんぼ
暗夜鉱炉のうわずみからうまれてくる、闇の子達
・ネジレ(ねじれたつばさ)
・セイタカ(背高)
長い手脚で素早く跳ね回りとらえてくる
・エンキ(塩鬼)
食べ物にまとわりついて、塩で台無しにしてしまう
・トロケル
とけたすがたではいまわる
つかまると溶かされてしまう
・サソリモドキ
たくさんの足で這うトカゲ しっぽのとげにはもうどくがある
・フチカケ
かけたぱずるのようなすがたをしている
穴を開けてはまりこもうとしてくる
・オモイデ
思い出にある誰かの姿…のようにみえる
・ツカマエ
手だけで這い回りしがみついてくる
・ジウ
黒い目玉をすばやく打ち出して攻撃してくる
・フサギ
攻撃はしてこないが、近くに居るときぶんがおちこんでくる
・クロモチ
くろのじゃぱりまん たべてもえいようはない むしろおなかがへる
・テガニ
足がヒトの手のようになっているカニ、がんじょうで うごきもすばやいが、とおいきょりを移動するのは苦手
・フタツカオ
二つの顔があるとかげ、上を見上げる顔と、前を向く顔。
つよいものをねたみつけまわし、つきしたがう、よわいものをねらう
・ドロヌマ
カ(ぬまち)からあらわれる多足のながむし
・ミツデ
おおきなあたまをみっつのてでささえている
・カサノキ(傘の木)
光からカゲを産み出す 強い光の前にはかれてしまう
・タチアガリ
ぬぼっとたっているだけだが しぶといので意外に邪魔
ほうっておくと禍がふえる
・ハイズリ
たちあがれないはいずるもの、あしもとより、からみついてくる
・マルイノ
ワッセワッセワッセとはしりまわる
あさってのほうこうにじゅうおうむじんに