#画図洗熊夜行

画図洗熊夜行のおまとめ

はじめに #画図洗熊夜行 とは?

#画図洗熊夜行 ってなに

「読者参加型の絵巻」で、けものフレンズと大神、を元にした二次創作なのじゃ

 陽と闇の子にわかれて、いくさごっこをしている世界観

ふれんずによるお話しなので、設定や用語が矛盾していることもよくある、気にしないでね(聞いた子、話した子によって違うことがあるのじゃ)

おおまかな参加方法

・絵がじょうずでなくていいけど必要じゃ

・陽か闇どちらかはきめること

さぁ、おいでおいで妾と遊ぼう

  • #画図洗熊夜行 ってなに
  • おおまかな参加方法
  • 概要:画と設定を送ってくれたら。妾が絵巻物に描き加えるぞ。
  • 参加方法:キャラ画と設定を自分で描いておくって欲しい。
    • 投稿方法:わたしの #画図洗熊夜行 どこでもいいのでDMかリプでください。
  • これはあくまで いくさごっこ
    • できれば
    • 免責事項

かみさまのいめーじ図

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いめーじず

陽風斬炎爆氷雷時!あおーーん! 月呪苦滅死病亡闇…Puafffff…

概要:画と設定を送ってくれたら。妾が絵巻物に描き加えるぞ。

きゃらくたーが、ふんいきにあうかどうかは、ほぼ考えなくていい。

むじゅんがあってもきにしない。面白そうな方優先で。

時間/空間/法則とかが曖昧な、たかまがはらちほーの、かみさまのあそび

書いてあることはふれんずの神話、伝承なので矛盾するし間違っている。

「おおかみさまはこういったそうなのだ!」

参加方法:キャラ画と設定を自分で描いておくって欲しい。

・画に15分はかけてね。模写でも棒人間でもいいよ。もちーふのいちぶでもいいし。

・闇と陽どっちらの陣営かは書いてね。

・設定は自重しなくて良いよ。ふれんずたちが八百万の神々の力を使ういくさごっこだから。

・アニメとか写真、イメージ画像を添えてくれても良いよ。

・イメージ文章も添えるといいかも

・画的にグロすぎるのと、過激な性描写はスルーしちゃうよ。

投稿方法:わたしの #画図洗熊夜行 どこでもいいのでDMかリプでください。

なやんだら参加して投げちゃってね。 

よほど無理な設定でない限り自由に描いてもらって良いと思う。R-15には配慮をしつつ。 

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陽 何故(なぜなに)

陽 何故(なぜなに)

陽 何故(なぜなに)

ふれんず:アフリカオオコノハズク

しょうごう:無垢なる探究。澄明なる疑問。

ぞくせい:はかせ

かがやき:楽しみの空色の鏡

とくちょう:なにかにつけそのわけをとい、かくされたひみつをあばきだす

いろんなことに、こうきしんとぎもんをもつふれんず、ひけらかすことはないがちしきもひろい

そのつばさはよりひろくをみとおすために

でも、じつはあまりとおくがみえるようなしりょくはもっていない

わざ:問いかけの連鎖(といかけのれんさ)
「どうして?」「なぜ?」を繰り返すことで、相手の神経や思考に小さな裂け目を作る。
複数ターン継続で、精神耐性が低い敵を沈黙状態に追い込むことも。

 

その目は、隠されたものごとを見通す力を持つ

めをこらしていると、やみのこらにからみつくなにかがみえる…

 

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作戦中でも――

「でも、それってほんとうに最善なんでしょうか?」

「勝つことって、どうしてだいじなんでしょう?」

と、まったく悪気なく、かるく問いかけてしまうのです。

 

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『といかける なぜなに』

あるひ たかまがはらの しずかな はやしで

ちいさなフレンズが おめをぱちぱち させていました。

そのこは なぜなに。

なんでも「なぜ?」と たずねることで しられる ふしぎなこです。

「なぜ おそらは あおいの?」

「どうして けものたちは いくさごっこを するの?」

「“かつ”って なに?」

 

ときには、たいちょうさんの さくせんにも

「それって、ほんとうに いちばんいい ほうほうですか?」

と くびをかしげます。

 

たいちょうさんは すこしこまって、

「……いまは 考えなくて いいんだ」と こたえました。

でも なぜなには、にっこりして いいました。

「考えるのは、どうして いけないのかな?」

 

その日の たたかいは ひるまえに はじまりました。

なぜなには めをこらして “なにか”を みつめました。

やみのこの うしろに――

ふるえている、ちいさなこが いたのです。

 

「ねえ、どうして こわいのに たたかうの?」

「あなたは ほんとうに にくんでるの?」

やみのこは なにも いえません。

ただ なぜなにの といに、じっと くちをとじました。

そして――すこし ないてしまいました。

 

そのすきに たたかいは おわりました。

だれも きずつかず、だれも たおさずに。

そのひは、なにごとも おこりませんでした。

 

「なにもしなかったのに、たすかったね」

「なにもしてないから、たすかったんだよ」

なぜなには たかいえだのうえで

すこし うれしそうに、でも ふしぎそうに いいました。

「でも、それもまた、なぜなんだろうね」

 

──おしまい。

 

陽 春花(しゅんか)

陽 春花(しゅんか)

陽 春花(しゅんか)

ふれんず:あめりかびーばー

しょうごう:の之字日輪三巴紋(ののじにちりんにみつどもえ)

ぞくせい:

かがやき:祈りの青色の勾玉

とくちょう:石敢當のように重く、用心深い。調査・計算・記述は得意だが、実行力は低い。

わざ:堰き止め構造(せきとめこうぞう)

敵の進行ルートを即座に読み取り、臨時の「水防壁」を出現させるわざ。一定時間、前線を維持・遮断可能。

わざ:三重堤(さんじゅうてい)
あらかじめ設計した堤防構造を展開。陽の子が三人以上揃うと発動可能。防御線が三層にわたり強化される。

じんぎ:石敢灯(いしがんとう)先の見えない暗闇でも、蛍のような僅かな光で調査調査

 

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石敢當(いしがんとう)でおもくて動けないけど、直進してくる魔を祓う明かりってのもあるのじゃな

 

矢立 墨壺 算盤

 種は(アメリカ)ビーバー、用心深い。調査・計算・計画・記述は得意だけど、実行力皆無。成果物は埋もれがち

 

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の之字日輪三巴紋(ののじにちりんにみつどもえ)

 

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「春花の戦い」

 

一:〈構造と憧れ〉

南中「この部品、なにに使うの?」

春花「うーん、堰止めの支柱になる予定っすけど……実行までは、ちょっと……」

南中「……そっか。でも、しゅんかの図面、すごく好きだよ。わたし、うまく作ってみた

いな」

春花「えっ、ほんとに? ま、まかせたっす……おれっちは設計図で精一杯っすから……!」

 

二:〈水上陣地会議〉

春花「堤防、ここじゃ甘いっす。昨日の流量計算、見たっすか?」

南中「見た見た。雨も多かったし、堤は斜めにズラすべき、だよね」

春花「ズレと水門で分散っす。さすが南中っす、頼りになる!」

南中「ふふ、役に立つって言われるの、うれしいなぁ」

 

三:〈反省と前進〉

南中「昨日の仮橋、崩れちゃった……ごめん」

春花「ええっ、そんなの水に流すっすよ! って、おれっちのダムは流さないけど!」

南中「……えへへ、また一緒に作ってくれる?」

春花「当然っすよ、次はばっちりっす!」

 

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「しゅんかの せっけいする いちにち」

 

あさの ひかりが すいろに きらきら ゆれる。

ダムと ていぼうの まち――

そこに すむのは あめりかびーばーの しゅんか。

「きょうは さいこうの せっけいを かくっすよ!」

 

がさごそ。

せっけいずの はいった まきものを とりだして、

しゅんかは じぶんの ダムの てんけんに でかけます。

 

「この すいもん、すこし みぎに ずらすっす……」

「この ながれ、いっそ ふたまたに するっす!」

「この かんばんは、もうすこし かわいく……」

 

ちょきちょき、ぺたぺた。

ひるまえには もう、ずかんが さんさつ ふえています。

 

そのとき、むこうから ちいさな こえが しました。

「しゅんか~! また たくさん かいてるの?」

やってきたのは ヨーロッパびーばーの 南中です。

「うんっす。けど、つくるのは……まだ ちょっと……」

「だったら、わたしが やってみようか?」

 

ぱちん、と しゅんかの しっぽが はねました。

「ほんとっすか!? じゃあ……この ずかんの……38ぺーじの……」

「わかった、わかった! いっしょに やってみよ!」

 

ふたりは まるたを はこび、

しゅんかの せっけいどおりに みずのながれを かえました。

 

ぴしゃあっ!

すいろの ながれが かわり、 やまからの おとしみずが まちへ とどきます。

「うまく いった……すごいっす……!」

「ね、しゅんかの せっけいって、やっぱり すごいよ!」

 

ゆうぐれ。

ふたりは たきびを みながら やすみます。

「……いつか しゅんかの せっけい、ぜんぶ つくってみたいな」

「えっ……! ま、まかせたっす!」

ぽこん、と しゅんかの しっぽが また ひとつ はねました。

 

そのひ、まちの すいもんには あたらしい かんばんが つけられました。

《せっけい:しゅんか / つくったひと:南中》

 

おしまい。

 

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陽 一陽(いちよう)と、二途(にと)と、三門(さんもん)

陽 一陽(いちよう)と、二途(にと)と、三門(さんもん)

陽 一陽(いちよう)と、二途(にと)と、三門(さんもん)

ふれんず:ごしんぎゅうさま

しょうごう:犬足日輪三階牛(けんそくひのわにさんかいべこ)

ぞくせい:

かがやき:喜びの黄色の鏡

とくちょう: しんちょうよりもおおきな たちを、ふりまわすすがたはまるで暴風

 その軌跡からは、紅白の梅がまいちる

わざ:

じんぎ:一陽来復(いちようらいふく)神木の大刀 ききがせまり、おいつめられるほどにきれあじのます大刀。

 一陽来復とはよくない事の続いた後にいい事がめぐって来ること。

 

べこにのっていどうするので、とてもゆっくり

よくねむるがはたらきもの

 

とくいりょうりは、梅ヶ枝餅というなまえをもったじゃぱまん もち米とうるち米でつくられたきじで、ほのかなあまさのアンをつつんだいっぴん

 

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おとも:二途(にと)

ふれんず:あかべこ

しょうごう:橙光の門牛(とうこうのもんぎゅう)

ぞくせい:灯明

かがやき:悲しみの紫の剣

とくちょう:うっすらかがやいている。“橙”の光をつなぐ橋渡し役で、闇に光を通す“門”を開けることができる。

わざ:影越灯(えいえつとう)影(暗い過去や記憶)を越えるとき、灯明が心に降る

 

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おとも:三門(さんもん)

ふれんず:あかべこ

しょうごう:夢守審牛(むすうしんぎゅう)

ぞくせい:火

かがやき:楽しみの空色の勾玉

とくちょう:常に目を伏せ、眠るように動くが、気配を読む力に長ける。病を焼くための炎、“悪しき縁”を断ち切る存在。

わざ:縁切火輪(えんぎりかりん)悪しき縁に焼印を押し、繋がりを断ち切る炎の輪

 

 

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犬足日輪三階牛(けんそくひのわにさんかいべこ)

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梅/天満宮紋

三蓋松(さんごいのまつ)/北野天満宮紋

牛のり天神/菅原道真公


創作

三階牛(さんかいのべこ)/???天満宮紋

 

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「お昼寝の境界線」

(野原、日向と木陰の境。三人でごろ寝)

「……ん~~~……最高。にとの光、ぬるくてちょうどいいの。
さんもんの横にいるとさ、眠いけど、悪い夢見ないんだよね~。えらい。ふたりともほんとえらい……」

(ころん、と寝返り)

「なんかさ、私って寝てるときも守られてる気がするんだよね。ふたりが無言で、こう、存在だけで平穏くれるっていうか?
──……って、あ~モウ、語ってる間に寝るじゃん私! あとよろしくぅ~……(寝落ち)」

 

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『ひのでのたたかい -いちようと、ふたりのおとも-』

むかしむかし。

ひのでのまちに、ふしぎなうわさがひろがりました。

「やまのうえから、まがつかぜがふいてくる」

「ねむっていたこどもが、ゆめのなかで さけぶのです」

ひとはこわがり、いぬはほえ、みちはしずまりました。

 

でも、ただひとり──たいようのようにわらうこが、むっくりとおきあがりました。

「ふあ~あ……よくねたあ~……うん、かぜのようすが ちょっとへんなの、わかった!」

それが いちよう。

たいようのひかりのような かがやきと、

おおきな しんちょうのだいとうをかついだ、つよくてやさしいこです。

 

となりには、ことばをつかわない ふたりのおとも。

ひとりは、ほのかにひかる にと。

もうひとりは、いつもめをとじて しずかにあるく さんもん。

いちようは べこにまたがり、そろそろと やまへむかいました。

いっぽずつ、のぼっていきます。

くさのなかに ねむる むしのこえをききながら。

 

そのときです。

「──ふおおおおんっ!」

あかぐろいかぜが おちてきました。

いろのない かおをした かぜのかたまり。

ひとが こころにかくした おそれのかたちでした。

 

いちようは、のんびりしたこえで いいました。

「ふ~ん、あんたが まがつかぜ? あんまし、きもちよくなさそうだねぇ。

でもね~、やくそくしてるんだ。“いやなかぜ”は わたしが ふきとばすってさ!」

べこのあたまに ひとさしゆびをたてて、

「いくよ~。にと、さんもん──」

 

にとは だまって、ひかりをそっと さしだします。

さんもんは めをひらかずに、ふところの ほのおをゆらします。

「……一陽来復!」

ばっ、と いちようが おおきなたいとうをふるうと、

きいろいひかりが ゆきのように まいました。

 

そのあとをおいかけるように、べこのあしもとから、

うすい うすい あかとむらさきの うめのはなが、

まるで こなゆきのように ひらひらと まいちりました。

 

まがつかぜは、まぶしさに おおきなこえで さけびました。

「ま、まぶしいっ! なぜ、おまえは おそれない!」

いちようは、にやっと わらって こたえました。

「そりゃあ ねむくて こわがるひまなんか ないからさ~!

それに、にとも さんもんも いっしょだし。ふたりとも、すっごくつよいから!」

ずばんっ!

たいとうが かぜをさき、おそれをふっとばします。

 

──そして。

やまのうえに ふたたび しずけさが もどってきました。

うめのはなびらは まだ ゆらゆらと まっています。

 

いちようは だいとうをせなかにかけなおし、

べこのうえに ごろんと ねころがりました。

「ふう~、やることやった! さ~て、つぎは おひるねのじかんかな~……」

にとは かすかにひかって、

さんもんは なにごともなかったように、しずかにあるきだしました。

 

そのひから、ひのでのまちは──

すこしだけ あったかいかぜが ふくようになったのです。

 

おわり。

 

陽 子十二支徒 少彦名(すくなひこな)

陽 子十二支徒 少彦名(すくなひこな)

陽 子十二支徒 少彦名(すくなひこな)

ふれんず:かぴばら

しょうごう:の之字日輪に小槌紋(ののじにちりんにこづち) 子十二支徒(ねじゅうにしと)

ぞくせい:こびと

かがやき:喜びの黄色の鏡

とくちょう:わたげのふねをひきつれて世界を渡る。陽の子の中でいちばん小さいふれんず

わざ:戦いが嫌いで巻き込まれそうになると、わたげの わたとりんぷんをまきちらしてにげる

りんぷんは、はなびのようにきらきらな、ふんじんばくはつをおこすこともできる おおきなおとと、ひかりで、てきのめをくらましてにげだす

 

からだをやすめる 温泉の場所も知っている

おんせんなかまの、りょうせいるいたちがみずからでて、てだすけしてくれる

 

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の之字日輪に小槌紋(ののじにちりんにこづち)

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もとねたなど

日本書紀

波の穂より天の羅摩船に乗りて、鵞の皮を内剥に剥ぎて衣服に為て、帰り来る神有りき

ががいものふねにのり、がでできたふくをきたかみあり

 

また舟とは湯船でもある

 

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『わたげふねの すくいびと』

きょうも 霧のたにに ひは ささず

おおきな おとが とおくから きこえてきます。

「たいひ! たいひーっ!」

よわむしな こびとの すくなひこなは、

わたげのふねに のって にげていました。

 

でも──

がれきの かげに

ひとりで たおれてる 陽の子を みつけました。

ふるふる てが ふるえます。

「わたしね、にげるのは はやいよ?

でも、まもるのは……ちょっと、だけ、こわいよよよ……」

 

それでも

すくなひこなは ゆっくりと ちかづいて

きらきらの りんぷんを ばらまきました。

 

──ぱっ

ひかりの ふんじんが まわりをつつみ、

おおきな おとが てきを とめます。

「のって、にげるよよよ!」

すくなひこなは ちいさな子を ふねにのせて、

わたげのかぜに ゆられて 霧のそとへ。

 

さいごに ふりかえると

ひのこの ほっぺが えがおに なっていました。

そのえがおが、

すくなひこなの こころを あったかく したのです。

 

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『おんせんやまの よるのこと』

やまの かげは ふかく しずか。

ひのこの みんなは たたかいのあとで

つかれたからだを ひきずって かえってきました。

 

すくなひこなは、ちいさな手で おけをささげ、

おんせんの みずを そっと くみあげます。

「ふう……あつくないかな? ぬるすぎないかな……?」

 

そのとき──

「ううっ……」

かげに、たおれてる子が ひとり。

けがをして、しっぽも よごれて、

かなしそうな こえで うごきません。

 

すくなひこなは とまります。

すこし ふるえながら くちをひらきました。

「びっくりしたよよよ……びっくりしすぎて、りんぷんが ぜんぶ でちゃうとこだったよよよ……」

 

ふっと ゆのなかに ほこりのような ひかりが ただよいます。

それは りんぷん。

きらきら して、あたたかい おゆと まざって──

なんだか ふしぎに ほっと する かおり。

 

てきを まよわせるりんぷんも、

いまは いやしの ひかり。

だれにも きづかれず、

すくなひこなは けがした子に みずを わたします。

 

「うん……これで、すこしは よくなるよよよ……」

 

たすけるって、おおごえで さけぶことじゃない。

たたかうって、かならず むかいあうことじゃない。

 

きづかれずに そっと はこぶ。

それが、すくなひこなの やりかたでした。

ゆけむりのなか、

ちいさなふねが しずかに ゆれていました。

闇 花伽衆 反道(はんどう)

闇 花伽衆 反道(はんどう)

闇 花伽衆 反道(はんどう)

ふれんず:ばんどういるか

しょうごう:花伽衆(かかしゅう) 角闇雲紅葉紋(かくやみくもにもみじ)

ぞくせい:

かがやき:天涙石剣(てあるいせっけん 青銀色黒曜石 楽しみの空色の剣)

とくちょう:「わっふーい♪」せつなてきなせいかく。ただしとても頭が良いし、目的のために手段を選ばない。

わざ:わくぐり くうかんをとびこえてぴょんぴょん どこにでもあらわれる

ういているふぐは いしとかんけいなく わからぼろぼろこぼれてただよっている
ぶつかるとはれつするもうどくのふぐ

じんぎ:天涙木剣(てあるいもっけん)水滴型の木の剣は、あらゆる神器の守りをすりぬける。

ときに「搦手」の守りもすり抜ける木の剣(木製なのでいたって普通の防具には防がれる)

 

粉のようになった骨の欠片から常闇之皇女がきまぐれにさいせいした。

おうのいのちをねらっている

 

わっふーいってばくだんをばらまくけど
ばらまいたあとはかぜまかせでほうちする子

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「前日譚」

シン王は世界の真理を得るために心臓を皇女に捧げ 陽王であった心を失った

その契約により闇王になっている

けれどシン王は、生殺与奪を皇女に与えないために、すばやく皇女の歯車を裏返した

皇女に心臓を持っていることを忘れさせたのだ

皇女は心臓をほしいとおもったまま、もっていることをわすれている

 

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〈夜の囁き〉

常闇之皇女は、火の気ひとつない玉座の間で、眠る反道の傍に座っていた。

その姿はまるで闇に咲く花のようで、しかし誰の目にも映らぬ影のようでもあった。

反道は深く眠っていた。

宴のあと、芸のあと、空間を揺らし跳ね回る奔放な舞いの末に、膝を枕に落ちるように眠ったのだ。

 

皇女はその額に手を置いた。

冷たい指先がひとすじの髪をすくい、反道の眉間に軽く触れる。

「シン王が妾を裏切ることがあれば――」

囁きは、まるで霧のようだった。

触れれば消えてしまう言葉。

けれど、確かに耳の奥に沈んでいく。

「心臓を刺せ」

その一言に、空気がゆらぎ、剣が現れる。

漆黒に沈む柄、薄く青銀を帯びた刃。

──天涙木剣。

皇女はその剣を、そっと反道の枕元に置いた。

「そなたの名は道を反す(かえす)もの……ゆめ忘れるでないぞ」

反道は目覚めぬまま、口の端を少しだけ上げた。

夢の中で、「わっふーい」と囁いたのかもしれない。

 

そして、皇女は闇の玉座をあとにした。

何事もなかったかのように、静かに。

 

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〈目覚め〉

反道は、闇の中で目を覚ました。

まだ夢の続きのように、体が宙に浮いている感覚が残っている。

「ん……わっふー……」

ぼんやりとした声が漏れたあと、視線が床に落ちる。

 

そこに、あった。

小さな短剣、青銀に光る木の刃。

どこにも属さず、ただそこにある。

「……こんなの、寝る前にはなかったよね?」

手に取ると、すこし温かい。

けれど、どこか冷たい記憶のようなものが、指先に残る。

彼女は笑った。

「なんか、これ……おもしろそうだね」

 

その瞬間、誰かの声が耳元でかすかに響いた気がした。

──裏切られたら、刺しなさい。

振り返っても、誰もいない。

 

反道は、もう一度剣を見つめた。

「……わっふーい」

そう言って、軽やかに跳ねていった。

夢と命令の区別もつかないまま。

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「おうさまごろし」

ある日王の前にやってきた道化師は、王の前にてしなやかな礼と綺麗な宙返りを披露した

そのときシン王は、何度かの夜を徹した作業の末、苦労して分解した多重積層神鍮の歯車の文字を見ていた

「ボクのこともみてくださ~い」

四将に遮られ、退出する反道は、無視されたので 本気を出すことにした

茶の時間少し前に 襲ってくるようになった

木の枝、綿の塊、ボール、輪くぐり、曲芸を披露しながら

四将が王を守りつつあしらうようになった

妙な武器と曲芸でちょっかいをかけてくる反道

攻撃は過激になっていくが、ふざけた動きで襲ってくるので四将の相手ではなかった

反道はそのあと芸を皇女にみせ、間に座って紅茶を貰い、話をして帰って行く

王は気にも留めていなかった

 

その日は来た、いつもの時間

「わっふ~…きょうもだめでした!」

「アハハハ、まぁ気を落とすでない」

「ンヒヒヒ、さぁ今日は何をみせてくれる」

「わふ~おうじょさま、そうです!今日は新作のてじなかんがえてきました~!

 ここからうごかずに シン王様をたおしてみま~す!

 いきますよ~ 3 2 1 はいっ!」

木の短剣で刺したのは皇女吽のふところ。

「搦手」の防御もすりぬけて、短剣は宝石の心臓に吸い込まれる

-もし、真鍮の歯車を手にしなければ、糸は正しく張り詰め、守りをすり抜けなかった

-もし、歯車を裏返さなければ皇女は心臓をもっているのにわすれなかった

-もし、出し抜いた瞬間、王が皇女を「御した」と思わなければ、命を狙えと反道への命令はなかった

-もし、道化師を見ていれば 反道は挑まなかった

-もし、四将がその忠誠を 同じように皇女にも向けていたら 刺さらなかった

-もし、反道のエコーロケーションでなければ心臓は見つからなかった

全てがつながる、チーズの穴を銀の弾丸なら通るように

シン王の胸中から大輪の花が現れる、その花をシン王はぼやけた眼で見つめる

「これが末路か、弱者を侮ったが故の余の……フフ、美しいではないか。最期を飾るには良い……花……」

短くそう言い残したシン王の手から多重積層神鍮が転がり落ちる

糸が切れたマリオネットの様に、シン王はその場に崩れ落ちる

 

「わっふ~い!道化はどのカードより弱いけど、キングにだけ勝ちましたっ」

阿「あ~あ…君主忘れたのか」

吽「うんむ、弱きは恐ろしいというたぞ

阿「筆頭とは弱きをも

吽「識る者であらねばのう

我に返り襲いかかる四将

阿「頭が高い

吽「新王の前じゃ

 「「伏せよ」」

めりこむほどたたきつけられる 圧…!

ふところから宝石の心臓をとりだして、てにはいるくらいのものにはもう興味ないので
ぽい ころんころん

(それをひろいにいきたい四将のかお!)

「それがほしいのか?

「ふうん、よいぞ

ふところから ふろしきをとりだし ていねいにひろってあげる 吽

つつんであげる阿

ふふふ、ふふふんふん ふんふんふん~
(ほしめぐりのうたのはなうた)

吽が てをぴょいっとのばしてゆみにする

阿が それをきりりとひく

「「じゆうにとってくるとよい」」

陽の子の桃の木まで 流れ星が ピヤャーーーーーンと飛んでいく

四将が戦う理由が出来たね 良かったね


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金枝篇 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%9E%9D%E7%AF%87

石剣は 逃亡奴隷だけが持ち出す事を許されている

逃亡奴隷だけが王殺しが出来る

水族館から逃げ出したイルカだった

 

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角闇雲紅葉紋(かくやみくもにもみじ)

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 -----元設定、きーわーどなど-----

王が元陽だから、王のそばにおくりこまれる暗殺者。

妾の命あれば始末なさい、という役割を与えられて。そして皇女はそのことを覚えていない。「搦手」の防御もすりぬけて王の命に迫るかもしれない。

 

「君主の首を誰が一番欲しいって、一番執着するの皇女じゃな
「消すほどではなかった暗殺者に、皇女の願望がのっている。

「ゆえにひそんでしまえば、皇女に感知されないし、守りをすりぬける。
「空間をびゅんびゅんわたって、面白いから王の命をねらう。

「まともに相手にされず放逐されたことで、気分に火がついて過激ないたずらを繰り返しイルカ。

 

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陽 八犬士 聖乙女 雷火(めいでん らいか)

陽 八犬士 聖乙女 雷火(めいでん らいか)

陽 八犬士 聖乙女 雷火(めいでん らいか)

ふれんず:りかおん

しょうごう:「八犬士」「じゃぱり隊 小隊長」「聖乙女」「掃除屋さん」「めいどさん」「遠吠えの管制者」 セルリアンを貫く栄光の剣(じゃぱり隊紋)

ぞくせい:めいど

かがやき:名と所属の刻印されたアクアマリン(楽しみの空色の勾玉 ドッグタグ)

とくちょう:パーク管理組織B.O.S.S内、CCTに属している。

わざ:「リカオンズレギオン(領域)」リカオンの群れでの狩り成功率は、他けものたちの追随を許さない。

すぐれた指揮能力で集団の生存率、攻撃能力を底上げする。

わざ:「おそうじしましょう」ひそんで観察することで、かくれた本体や、装甲などの弱点をみぬくことができる。

じんぎ:「銃箒 咲乱」(じゅうほうき/銃砲器 ぶるーむ/Broom)
M-24 強い陽の力を放ち、闇を切り裂いて飛ぶ。

 

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らいか ごえいか

てつはう らいかの

かきりを つくして

いさわれ うちたて

おそうし しませり

f:id:srnknya:20200511171727j:plain

セルリアンを貫く栄光の剣(じゃぱり隊)

盾に描かれるのは セルリアンを貫く栄光の剣

後方から指揮する現場指揮官(小隊長、中隊長くらす)

お部屋のお掃除も得意。

痕跡を 残さずに撤退することもできる。

銃箒の打撃力はとても強いが、射撃したときに目立ってしまうのが目下の悩み。

 

パーク平和維持組織BOSSの、セルリアン対策精鋭部隊、CCTに所属する。

  

 おなじじゃぱり隊のわせとは話が合う。

 初花とはふるいかおみしりで、つよい信頼を受けている

ゆえにライカの神器、銃箒にはさらに強い陽の力が

宿り、闇を切り裂く銃弾となる

 

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なまえのねた・リカオンと韻の似ている、宇宙犬ライカ Laika

掃除やさん、は始末屋、クリーナーもかけている

 

八犬士 聖乙女 雷火(めいでん らいか)

八犬士 聖乙女 雷火(めいでん らいか)

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たばねられたじゅうほうきは、おおかみの毛でたばねられており、つよいつよい陽のちからを銃にやどす

曳光弾となって暗闇をきりさくが、発射位置も知られてしまうのがなやみどころ

ひんぱんに逆発するので、かおをやけどしたり、それをふせぐために星砂をしょうひしてしまったりする

かみのけのさきがくろいのはちょっとこげている

 

さぶのするどいだがーないふをもっている。

ぶきをもっているか、かくとうせんか、それともばしょがしられても、とちゅうになかまがまちかまえていて、よこからふいをつくのか

むれでたたかうことがとくいなりかおんなので、すきはない。

 

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パーク平和維持組織BOSSの、セルリアン対策精鋭部隊、CCTに所属する

よみもの ぼす

 

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「リカオン着任」

基本
「リカオン、着任しました。任務遂行に問題ありません。どこに掃除が必要ですか?」

任務志向
「命令を確認。状況、戦域、対象。すべて記録完了。これより作戦行動に移行します。」

B.O.S.S.連携想定
「こちらリカオン、B.O.S.S.第六掃討班所属。……連携要請?了解、火点の制圧を優先する。」

スナネコ教団とは?

「スナネコ教団所属?……いえ、ただの清掃兵です。残骸の始末と情報の回収が任務ですので。」

 

「銃箒の安全装置、解除。——さあ、“おそうじ”を始めましょう。」

「目標区域、制圧済み。残骸、清掃中。……ほこりは、残さない主義です。」

「不審個体を発見。……これより“掃除”を開始します。」

 

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「陽の希望」

「空に咲く、光の掃除」

雷火は前線を一歩退いて、高台から「咲乱」を構える。敵の進行経路と風向きを読み、陽の子の隊列に一切損耗を出さぬよう掃射指示。

「ここは、私が掃除します」

跳ねる弾道は陽の弧を描き、まるで空に花を咲かせたようだった。味方の士気は高まり、陽動に隠れた奇襲部隊が敵本陣を突く。

「では、しあげのお掃除を」

 

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「反道王と交差する戦術」

陽の掃除屋と闇の道化が、同じ戦場で戯れる。

雷火の正確無比な砲撃指示を、反道王が空間跳躍ですり抜ける。

ただし狙いは命ではなく、補給箱や障害物ばかり。

「これは……お掃除合戦ですか?」

雷火は苦笑し、火線で“わざと道を描く”。

戦場の掃除が、奇妙な連携になる。

闇 最終筆頭 終焉王(さいしゅうひっとう しゅうえんおう こくう)

闇 最終筆頭 終焉王(さいしゅうひっとう しゅうえんおう こくう)

闇 最終筆頭 終焉王(さいしゅうひっとう しゅうえんおう こくう)

ふれんず:ひまらやたーる

しょうごう:しゅうえん「終焉」「終炎」「終演」

ぞくせい:

かがやき:なし にごったまだらの毛束(滅びの無色の貨幣)

とくちょう:燃えるような意志、自身も滅ぼしてあの子のもとへゆく

せめてあのこが皇女さまに仕えようとしたならわたしもそうしよう

終焉王のねがいは、ただ全てを終わらせることではなく

あの子のさいごにふさわしく、全てを終わらせること

なんの思い出さえも、残っていないあの子のために

わざ:「甘露 恵の飴」(かんろめぐみのあめ)人智の及ぶ限りの、世界すべての理を秘めた飴

ただしなにかだいじなものを失うという

じんぎ:「庖丁 くろばる」

 

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挺身供犠――大切な子は燃えてしまった

 

ふかつきのおわします あうんすめろぎのかみまうす

かくさすらひうしなひてば かかだくなのつみとば

やみつみやごともちて くぎをもてうちきりたまひて

かむ とはしたまひ はらひたまひ ゆきたまひき

くもかち さすらひうしなひてむ きこしめせとまをす

 

 >深き月におられる祀神阿吽様に申します

 >失われたのは いくさを忘れ我が願いを追った私の罪です

 >闇雲闇夜にわがすべて、身命心すべて供犠とします

 >あうん様の願いどおり、うちはらい、ほろぼします

 >あの子と同じ終わりを、たどらせてください 

 

全て捧げて消えることそのものが願いになっている生け贄

虚空は戦闘なんて得意ではないし、普通に倒されても消失までは行けない

だから、暗夜鉱炉に自分を捧げて起動すれば、皇女様に仕えるという、あんしあの望みも追える

やっぱり、炉にくべられるのは純真な乙女でないと、なのじゃな

 

悲しみと、ゆがんだ喜びでもって、身を炉に捧げてくれるというのは、皇女にとっては至上なので

生贄といえば、うしかひつじ、やぎなので、たーるを炎に、神に捧げるのは、必然の運命でもあったりする

だからこそ皇女が、虚空の願いをつないでくれる

 

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かがやきがない終焉王のとくべつさ

闇与の称号もすべて炉にくべてしまいました

滅ぼすそのものが目標なのが違う

じんぎ:「災禍 暗夜鉱炉」にて全てを無に還す

滅びの無色の貨幣

皇女様からのあずかりもので、降り注ぐ無色の紙片(情報の貨幣)(???の貨幣)がすがたをかえたもの

 

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終焉王 虚空になるまで

反道王ちゃんが 王座をなげだして

偶々近くに居た 虚空が筆頭をまかされる

王でもない 筆頭 虚空

 

虚空は炉の管理もきちんとして、皇女からもらった理知のあめだまを得て

陽の子に負けないように頑張るけど敗色は濃厚になっていく

虚空には闇の子達を強く導く理想像がない

だれかを指揮して死なせる覚悟がない

 

だから、皇女様を守る戦いのさなか会離をうしなう

そのときにやっと、自分の探していた「だれか」は

会離としていくさごっこに居たと言うことに気がつく

 

会離は名前も姿も、その思い出のほとんども炉に焼き尽くしすべて失われる

虚空には、もうだいじな誰かを思い出すことは出来ない

 

「あの子がそうねがい、そうしたのならわたしもそうしよう

世界のすべてを炉のほのおに変え、焼き尽くそう」

 

なにもない虚空はこうおもう

炉を熾し、世界すべてをおおきなほのおにかえてしまうこと

あの子と同じように、きえてしまったさいごのたむけに

 

最後の願いを得たとき 筆頭虚空は

終焉王虚空 になる

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衝角の挺身

あなたはどこまでもひとりなのですね ではわたしが闇の子になってあなたのためにゆきましょう

と、とびこんで来たことは 決意を揺るがしたりする

 

あの子のために滅ぼすという決意までを、かえはしないけれど…

 

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つのさきにほのおのやどる終焉王

ろのひをからだにやどし、じぶんじしんをもやしつくしながらたたかう

 

虚空ちゃんはおおかみさんの持っていた三つの神器のうちひとつ

じんぎ:陽剣 蛟蟒弌闡 (こうぼういつせん)

を手に入れて、暗夜鉱炉、世界記録の蓋をこじ開けましたが

そこにあの子はやはりいなく…

そこで暗夜鉱炉を書き換えます、その願いは「破滅」

 

余った力は大神実になげてしまいます

これにてふたつの炉は「破滅」「創造」になりました…

炉から供給を受けていた闇の子は、この意に反することもできず滅びを待つだけですが…無理に従わせはしません

・逆らって炉に投げ込まれる

・一緒に破滅を手伝う

・だれかに会いたい願いがあるなら陽の子へ転芯

純粋な親切ではないです、炉の邪魔なので、糸を切って陽の子に転芯させます

炉は破滅の意志でもってくべないと破滅へゆけないんですよね

なのでその決意のない子を陽においやってたり

そうすればくべる燃料も増えます…!

 

鍵も鍵穴も壊してしまい(書き換え不能にするために)

終焉王が強権で従わせる気が無いのです

 

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感情がなく、たくさんのこぴーで皇女に仕えているとされてた子が

感情、顔、いろんな記憶を捧げて、すべてを見て、大事な人を捜すためだったと、なるの最高じゃな 

 

そして、さがしびとの顔の記憶を、皇女が奪っているので、いくさごっこで、お互いとなりにおるのにきづかない

 

アッ、常闇之皇女らしくなってきた

それで自分に仕えているのと、探してるのを見てけらけら笑っているのじゃろ

(いくさごっこのおわりにはちゃんと会えるのですけど)

 

いくさごっこでの、働きのときのちからの一部で縁を結んでいるので、頑張ったあとでしか会えないともいう

ふれんず神話なので、おおかみも、皇女も、物語の本質ではやさしい神さまなのじゃな

正直者が報われる世界

 

108体の破滅の不可逆の変身に、あんしあと名前をつける、炉に戻ってこず消滅するほどの能力

 

あんしあに会うために全部の保存を続けてた虚空(ひまる)は、名前でずっと隣にいたちっこいのが自分の求める子だったということがわかる

顔も名も 隠されていたので

 

これでもじどおり、虚空になる なにもない

保存するために探していた子が目の前で消滅してしまった

いままで保存してきたのもすべて意味がない

 

あんしあの後追いで滅びるしか無い

そうしよう

 

虚空ちゃんの真戴は、笑いながらずももももーって起きるきっと

近くにあったはずなのに気づかないままで、全部を無くした瞬間にやっとわかったらもう嗤うしかない

 

んひ あは は ははははは ひひひはは

 

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筆頭の神力

可能性を力にする初花

道理を曲げるシン王

世界を把握する反道王

 

終焉王は記録と再現

倒された闇の子の能力を使えます

ただ、炉から他の子の力を取り出すのは自身をも焼く行為なのです

世界記録の皇女様でも、すべて燃えてしまった**を再生することはできませんし

ただ世界を終わらせるだけではなく

いくさのために生まれた世界で最も大きないくさをして、炉を燃やし尽くして滅ぼしたい

という願いなので皇女様は終焉王に委ねるのです

呼応したといってもいいでしょう

破壊したい闇の子とはすごく相性が良いのですよね

 

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「終焉王登場」


「陽の子達、はじめまして。終焉王です。よろしくね。」


「あの子は名前も、姿も、いくさに捧げて燃え尽きました。」
「けれど、あの子の願いだけが、私の胸に、炉のように灯り続けているのです。」


「私はあなた達も、私自身も、すべてこの炉に捧げる。ただ、それだけを願う。私の織る終焉に、意味など要らない。」

 

「どうぞ、怖がってください。私の内におられる皇女様が……とてもお喜びになります。」

「立てませんか? XXXさんの願いも……ここで終わります。もう、諦めますか?」

「仲間が苦しむ方が、あなた達はよく奮いたつようなので――弱い方から、狙いますね。」

「楽しいです。あなた達が成長すれば、きっと素晴らしい“大いくさ”になりますから。」

 

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「きおくを ぬう ひと」

あるところに、ひのこたちがいくさをつづける せかいが ありました。

 

そのせかいの はてのはて――

やみのろが ふきあれる まっくらな しろのおくに、

「おわりをつむぐもの」――終焉王が すんでいました。

 

終焉王は だれとも たたかわず、

ひのこたちの ことばや わらいごえ、

なみだや さけびごえを しずかに ききとって、

おおきな おりきで “きおくのぬの”を おり続けていたのです。

 

ぬのは ふわりと ひかり、

ときに くすみ、

けれど うつくしく つむがれていきました。

 

あるひ、ひのこたちが

とうとう やまおくまで たどりつきました。

 

「あなたが、終焉王……?」

 

「そうです、ようこそ。

 あなたたちのこと、ずっと みていました。」

 

終焉王は、ぬのを ひとつずつ とりだしました。

 

「これは あなたたちのぬの。

 わたしがおりました。

 まちがいなく、あなたのものです。」

 

そのぬのから、

わらっていたはずの じぶんの かおがでてきて、

なきごえに かわりました。

 

うしろむきで たすけられなかった こえが、

ぬののなかから こだましてきました。

 

おもいだしたくなかった ことばたちが、

やわらかい ぬのになって からだに ふれてきます。

 

「うそだ、そんなの しらない!

 そんなじぶん、わたしじゃない!」

 

ひのこたちは こえを あげました。

でも、ぬのは とても やさしく、

おもくて、

けっして はなれてくれません。

 

終焉王は すこしだけ さびしそうに わらいました。

 

「あなたが みたくなかった あなた。

 でも、それもふくめて、

 あなたが つくってきた ものです。」

 

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大転換

炉にくべることで、なにかを得たい、取り戻したい闇の子

炉はすでに破滅の炉になって、たたかいの意味がなくなってしまった

 

炉を書き換え、世界ごと燃やして、全部破滅させるのを虚空王は隠したりしません

本来なら神の領分なのですが、皇女様がゆだねて鍵を手に入れるというのは、それだけ大きな意味をもつ

:終焉王の知るべくもないことですが、いくさごっこが激しく大きくなることは、空陣営のもくろみと一致しているので、まるで運命が味方するのですよね

闇の子はもし願いを叶えたければ、とってきた輝きを炉にくべるしかないですから

 

闇にて闇には抗えない、のこった闇の子は座して滅びを待つだけですか

どこからともなく羽音が……

 

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最終決戦前

陽の子達のまえに たちはだかるのは皇女様

おおかみとの決着をつけるときと、舞台は整った

 

皇女様もおおかみ様も、いくさごっこをたくさんたのしんだ

ふれんずたちにつたえるべきことも、そろそろない

 

「かみをたおすのはひとでなくてはならない」

おふたりは相打ちになるし、さいごにはわらっている

のこりのけつまつはヒトたち ふれんずたちにゆだねる

 

のこすは終焉王ただひとり

対峙するばしょは荒野、もはや砦もなく黒い砂が延々広がっている

そこに青黒い炎を上げ ぐらぐら沸く丸い炉と、終焉王

 

あしふねの心臓さえも炉に入れて

ほかにはもうだれもいない

 

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皇女のおもいいれ

いくさごっこは、みんな願いのためにたたかってるのに、その願いを失ったことに気づいた絶望

常闇之皇女としては、その感情はなかなか味わえないのでとてもおいしい

なので、むくいてやらねばのう、と、めずらしくやるきをだす

 

そこへみちびいたのは皇女かもしれないのだけど

 

セルリアンを滅ぼせる兵器をつくらなかったら、皇女は起きなかった

なにかを滅ぼそうという意思そのものが、皇女を起こすひきがねとなり、世界を滅ぼすことになる

 

「溶岩から来たセルリアンは海に還さねばならなかった」のとおなじ

 

ひまるに会ったときおとなしいとしたら

悪神としてのいめーじを与える存在が少ないから戻ったということ

ヤミちゃんは 笑ってほぼ世界全部を滅ぼした子と同一人物

 

皇女こわ・・・(神だから畏ろしいのは普通だった)

 

サンドスターの物語ならたんじゅんに想いが強い方、初花が上になりそうですけれど

炉が燃えるたびに終焉王としての能力はあがって、智恵も歯車も制御して、星砂の輪廻から離れた**と2度と会えないことが分かります

あの子の願い、と思っているけれど何も思い出せないのですよね

 

でも物語には 空虚であって 美しくない、強い想いもあってもいいとおもう 

想いの形は美しい方が良いという先入観があったけど…

 

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虚空ちゃんのげんてんは、誰かのためになにかしたい、なんですよね

そのけっかいくさごっこでは、全部滅ぼします

とても闇の子の筆頭らしいですよね

自覚があって、そうあろうとしているのも良いと思います

ただがんばりやさんなところ

シン王も反道ちゃんもがんばりやさんなのは同じなんですよね

終焉王は絶望のふかさ、ですね

ほんとうの願いはないので、よりよい終わりを

それでもがんばれるところ

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「だるまさんがころんだ」

終焉王ちゃんが見てるときは停止しないと、手足が落ちるか、うごかなくなる

 

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「たかおに」

暗夜鉱炉からタールのような黒い雨を降らせる。雨は底にたまってかさを増し、陽の子達の身を重く濡らしながら頂上にいる終焉王の元まで登ることを強いる

雨にも負けず登り切る力と持久力を得られない者は水底で水圧に潰される。飛ぶ者は地に堕ちる、雨に濡れない者は有利

 

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「ゆきだるま」

辺りが極寒の氷獄に変わる、陽の子は自然の選別を受ける。

吹き付ける吹雪は黒辰砂を核とした氷の華、雪に屈するものは四肢をぐずぐずに食い破られる。

雪に強いもの、体を覆えるものは有利、食べ物は熱を与える。

火は消え失せる、音は届かない、植物は眠る。

 

終焉王はかつて雪山で■■■■
(記録は焼け落ちている)

 

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自分を燃やして皇女様のために陽の子を全部打ち倒す

これは殉教なのかもしれません

身命賭して神を降ろすそれは、初花より願いが弱いとは言えませんね

でも終焉王を考えると、勝っても満足して終われるかなという悩ましいとこう…

やっぱり会いたかったなぁ と 終わりそうで悲しいですね

 

おもいだして、なくこともできないのですね

そんざいした、ということいがい燃えてしまったので… 

 

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筆頭 終焉王 虚空(しゅうえんおう こくう)

めちゃくちゃじゃない…?

でもまぁ、これくらい明確に破壊と純な殺意がある方がいいかも…

 

闇 恋深最(けぶかさい)

闇 恋深最(けぶかさい)

 

ふれんず:

しょうごう:

ぞくせい:

かがやき:

とくちょう:

わざ:

じんぎ:

 

 絶滅したケブカサイのフレンズ(オリジナル) セルリアンに恋をしてしまったフレンズ。セルリアンは敵であるという共通認識を持つフレンズからは理解されないし、当のセルリアンにはぼこぼこにされてしまい傷だらけ。ついには己をセルリアンと思い込み、面を被り、身体と心を溶けない氷で覆ってしまった。しかしまだセルリアンのことを愛してやまない哀れな娘。

 

恋深最在る所に吹雪在り。彼女のいる地域には猛吹雪が吹き荒れて、並の生き物はそう長くはかからずに凍えてしまう。さらにカモフラージュ的な効果も兼ねていて、鎧と足音を吹雪の中に溶け込ませ、己の領域に迷い混んだ獲物を自慢のおおーーーきな槍で奇襲する。
攻撃方法は槍を用いた突進、払い、突きなどの基本の槍作法。そしてなんとサイらしからぬ跳躍力ぅ…で飛び上がり、獲物の認識外の空中から槍をそれ目掛けて一瞬で投げる。そして着地と同時に槍を軸とした回転蹴りといった隙を生じぬ二段構えで少しでも油断している相手は一瞬で刈り取られる。

 

サイらしからぬ異常なジャンプ力は「私はサイのフレンズであり、無機質なセルリアンである」という二重思考の副産物。己がサイであると認めなければ武器も思考能力もなくなる。それはフレンズの特権だから。だが自分はもうセルリアンを愛して、フレンズから拒まれたのだからセルリアンでなければならない。その結果フレンズのような武器と思考能力を残しながら、より残酷で過激な戦い方ができるようになった。ビーストみたいなもの?少なくとも、彼女の本質はまだサイのフレンズだ。

総じて戦闘方法は極めて効率的で苛烈。ただし野生解放はできない。認められないのだ。セルリアンが野生解放なんてできるわけがない。野生解放した時点で、それは私がフレンズであることを認めるのだから私の負け。だからしない。

弱点はお面。お面を壊すなどして素顔を晒せばあっさり敗走する。そこまでが難しいんだろうけど。お面がなくなれば「セルリアンであること」を保てなくなる。己の本質が出てきてしまい、フレンズを傷つけられなくなる。本当はフレンズに理解されたいだけ。理解されたいなら、攻撃してはいけない。わかりきっているのだ。ただ理解はされない。理解されないからセルリアンになる。セルリアンは、私はフレンズを傷つけなければならない。本当は嫌なのだ。亀裂をこれ以上広めたくない。でも仕方ないことなのだ

闇 二代目筆頭 反道王(はんどうおう)

闇 二代目筆頭 反道王(はんどうおう)

闇 二代目筆頭 反道王(はんどうおう)

ふれんず:ばんどういるか

しょうごう:角闇雲紅葉紋(かくやみくもにもみじ) 王殺し

ぞくせい:

かがやき:天涙石剣(てあるいせっけん 青銀色黒曜石 楽しみの空色の剣)

とくちょう:「わっふーい♪」せつなてきなせいかく

わざ:わくぐり くうかんをとびこえてぴょんぴょん どこにでもあらわれる

じんぎ:転軸遊行の枝(てんじくゆうこうのえだ)

天涙木剣(てあるいもっけん)水滴型の木の剣は、あらゆる神器の守りをすりぬける。

ときに「搦手」の守りもすり抜ける木の剣(木製なのでいたって普通の防具には防がれる)

 

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わっふ~い!

よくわかんないで~す!おおかみさんに、ぜんぐんちょくしん!!

おうじょさま、糸をすきなだけはってくださ~い!!

 

(う~ん、わたし統率などできないぽっと出の筆頭

 皇女様の糸で操るのも無理じゃ、やっても陽の子の連携に潰される、うん…そうなる、策はだめ~

 それに陽の子の流れが迷いなさすぎる、あれは運が見えるか、少しの未来か

 考えても駄目なら全部あてましょ、突出する子も沈むし好都合

 皇女様にただ強く遊んでいただき、それをこそ強固な加護となす

 …あなたは有能な王だった

 でも、ここは駒遊びじゃない いくさとは こうやるのよ)


目覚める冷徹の狂王

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『おひっこしごっこ!』

陽のこたちの ほきゅうじょには、

いくさのじゅんびが ずらりとならんでいました。

 

じゃぱりまんのたる ちりょうのくすりのはこ。

「ちゃんとかずをかくにんしたか?!」と、

まじめな たいちょうさんが じゅんびちゅう。

 

でもそのとき――

「これ、もっていっちゃおうか♪」

くうかんのさけめから ぴょん!と はんどうおう。

 

てんじくゆうこうのえだを ぶん、とふると、

たるが ひとつ すぽん!

はこが にこ すぽぽん!

とつぜん、きえた! なぜかとおくに とんでいった!

 

「え、ええええええーッ!?」

おろおろする ひのこたちをよそに、

やみのこのこが あつまってくる。

「なにこれ なんかたのしい」

「わーい ひきずるの てつだうー」

 

だれも なんのためか わかってないけど、

ひっこしごっこは すでに はじまっていた。

 

あさのいくさ、はじまるまえに、

ごはんも おくすりも ぜんぶおでかけ。

 

「これで今日のたたかい、どうなるのかな?」

はんどうおうは にこにこして、

またひとつ たるを とばしたのでした。

 

おしまい。

 

-----

『こんにちは、はんどうおうです!』

朝もやの中、陽の子たちは静かに列を組んでいた。

今日の戦場は湿地帯。足場が悪く、緊張が走る。

 

そこへ――

「おはよー! 今日も一日、いいいくさにしようねっ☆」

白い軍装に身を包んだ小さな影が、ひょいっと隊列に加わる。

誰よりも軽い足取り。

誰よりも明るい声。

そして――見覚えのある枝。

 

「……え? あの子……反道王じゃない……?」

誰かが言った。

けれど、誰も止めなかった。

なぜなら、彼女は笑っていたから。

あまりに自然で、陽の子らしく。

 

「ほらほら、あったかいお弁当あるよー。塩むすびと、たまごやきー!」

いつのまにか、手にした籠から弁当を配りはじめる。

闇の子たちは遠巻きに眺めていた。

「ねえ、あれって陽についたの?」「え?演技? 裏切り?なに?」

 

陽の子も混乱し、指揮系統がぐちゃぐちゃに。

気づけば、前線は壊れていた。

その日の戦は、はじまるまえに終わった。

そして反道王は、最後尾でひとこと。

「ね、これが“しぜんの一体感”ってやつだよね?」

 

おしまい。

 

-----

『はねる はしる はこぶ』

たたかいの朝。

火の見やぐらに鐘が鳴る。

陽の子たちが武装を整える中、

空に ひとつ ちらりと舞う影。

 

──反道王。

 

かがげたのは剣ではない。

ただの えだ。

ふわふわとした、緑の葉がついた、

なんの力もなさそうな 細いえだ。

 

「ひーらひら、ぴょんぴょん、わたしは葉っぱ~」

 

反道王は うたうように 飛んでいた。

陽の陣のうえを、闇の砦のうえを、

くうかんをこえて はしる、はねる。

 

「ほらほら~!おっかけていいよ~!」

 

だれも彼女に追いつけない。

だれも、どこに行くのか知らない。

でも、誰もが目で追ってしまう。

 

葉は風を割き、

空間を裂き、

そのたびに、

あらゆる陣が乱れはじめる。

 

彼女はただ飛ぶ。

戦いをせずに、戦いを壊しながら。

 

「わっふーい♪」

 

その笑い声だけが、

戦場に風のようにのこった。

 

おしまい。

 

-----

 『はんどうおうと よーいどん』

あるひのこと。

ひのこの おしろと、やみのこの とりでが、

にらみあって たたかいのよていをしていました。

 

「よーい、どん!」って、

ふえがなるまで、たたかっちゃ だめ。

それが、いくさごっこの おやくそくです。

 

でも、そのとき――

「ねえ、それって、いまじゃ だめなの?」

 

ぴょこん。

くうかんのさけめから あらわれたのは、

ちいさくて、わらってる はんどうおう。

「よーいどんのまえに ゴールしちゃだめなの?」

にこにこと いいながら、

ひのこの ほんじんに ずかずか。

 

たいせつな ぼうぎょてんを ぽいっ。

じゃぱりまんを ぽいっ。

えだをふって ぐるぐるまわして――

 

「みてみて、わっふーい!」

あっというまに、たいせつなものが めちゃくちゃです。

 

ひのこの しきかんが さけびます。

「まだふえは なってないぞ!」

やみのこの しきかんも おこります。

「それでは だれも そなえられぬ!」

 

でも、はんどうおうは、へっちゃら。

「じゃあ、そなえなきゃいいじゃん♪」

“いんが”も“だんかい”も、ない。

“けっか”だけが、ぽとんと、おちてくる。

 

そうして たたかいは はじまるまえに めちゃくちゃになったのでした。

 

おしまい。

 

(地味に負けそうなときはひっくり返すきまりごとを反故にする反道ちゃん)

 

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『やーめたっ』

戦の会議の最中。

重たく並ぶ闇の子たちの視線。

図上にひろがる陽の陣形。

 

その中心で、反道王は突然立ち上がった。

「飽きました〜! 筆頭、やめまーす!」

くるっと回って、木剣をぽーい。

冠なんて、最初からかぶってない。

 

「そもそも、王ってそんなにえらいの〜? えらくないよね〜」

誰もが凍りつく中、彼女は笑って、とことこ歩いて輪の扉を開けた。

 

「じゃ、あとはよろしく〜♪」

輪の扉のむこうに、ひかりと闇がねじれながら揺れていた。

そこへ、ぴょん。

 

それが、“無冠筆頭 虚空”のはじまりの朝だった。

 

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闇 花伽衆 最終筆頭 虚空(こくう)

闇 花伽衆 最終筆頭 虚空(こくう)

闇 花伽衆 最終筆頭 虚空(こくう)

ふれんず:ひまらやんたーる

しょうごう:花伽衆 筆頭 角闇雲黄泉竈逆枝葉紋(かくやみくもによもつさかしまのえだは)

ぞくせい:不撓不屈 ひまるのぼる

かがやき:紫金糸車軸(悲しみの紫の貨幣)

とくちょう:反道王に渡された三人目の筆頭。炉を動かし 皇女を調律し その目でいくさを支配できる。

致命的欠陥は 精神面が不安定なこと。時折空中をみてなにかをさがしてじっと動かなくなる。

探すという目的のために敵を排除するだけで、いくさそのものへの意欲は皆無。

大神祇の森まで探したいので排除するだけ。

わざ: 「大深度図書館」(だいしんどとしょかん)保存と記録。一度倒れた仲間の“行動記録”を読み出し、一定時間だけ“模倣体”として戦場に再出現させる。

存在は薄く、声が出ない。

じんぎ:神鍮糸車(しんちゅういとぐるま)断片的な記録をより合わせ、かつて存在した戦術・武器・台詞を一時的に具現化する。

不完全で、精度は記憶精度に依存する。

 

暗夜鉱炉の調律者

すべてがうしなわれゆくなら、わたしがすべてをほぞんしましょう

みんな、みんな、ねむりなさい、わたしのてのなかで

 

おうじょはせいかくてきにこまかいとこの、いとくりにねっしんでないので、こくうがかってにやっている

おうじょほどひっぱるぱわーがないので、指揮者としておもてにもときおりでてこざるをえない

すごい視界のある支援?役?

 

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角闇雲黄泉竈逆枝葉紋(かくやみくもによもつさかしまのえだは)

角闇雲黄泉竈逆枝葉紋(かくやみくもによもつさかしまのえだは)

紋の意味:この夜為らざる、明けぬ夜への誘い

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闇のひまる、わりと皇女のために尽くしてる感じなのにむくわれないのかねぇ

といっけんそうみえて、保存と記録にしか関心が無いので皇女と王の意図は無視して自分の目的にしか使ってないしな

 

ま、ひたすら続けてると皇女の無茶にも慣れて、糸に余裕持たせたり、仮糸車でごまかしたり、歯車つかってぐいっと引っ張り返すぐらいにはなる、かも
へこたれるというのはないので

 

戦闘以外なら みに皇女かも

炉を動かし 皇女を調律し その目でいくさを支配できる

致命的欠陥は 精神面が不安定なこと 時折空中をみてなにかをさがしてじっと動かなくなる

探すという目的のために敵を排除するだけで、いくさそのものへの意欲は皆無

大神祇の森まで探したいので排除するだけ

 

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「冠なき虚空」

反道王が王位を投げ出し、筆頭を辞めた。

それは告げられもしなかった。虚空が気づいたときには、ただその座が空だった。

「今からそなたが筆頭じゃ」

「虚空よ、これより無冠筆頭となれ」

「やってみればよいのじゃ」

炉のそばに居た虚空は皇女に筆頭をめいぜられる。

「……えっ、わたしが?」

闇筆頭の座。

けれど冠は渡されなかった。

 

皇女の言葉は軽く、それだけに重かった。

冗談めいた声色に、まわりの誰もが笑わなかった。

誰もが、次に笑う理由を求めていたのだ。

 

虚空は頷いた。否と言えば、闇の子たちはもっと混乱する。

筆頭という言葉が、ただの名前になるのを見ていられなかった。

 

虚空は誰もいない作戦室で、ひとり地図に向かう。

「指示を……わたしが出すの? でも……わたしは、ただ記録してきただけで……」

巻物が床に散らばる。

誰も拾ってくれない。

 

「あなたなら何て言うの、反道王」

虚空は手帳を開く。

反道王が書き残したことばは、どれも軽く、どこまでも重い。

――『意味はあとからつければいい。最初にいるのは、誰かが動くという事実』

 

「……そんなこと、できるなら苦労はしないのに」

誰かに似せようとすればするほど、自分が自分でなくなる。

笑おうとしても、反道王のような飄々さは手に入らない。

 

「虚空、判断を」

声がかかる。

「筆頭だ、あなたが」

「……わたしは……そう、筆頭、なのよね」

虚空は机に両手をつく。しばらく目を閉じ、やがて静かに言った。

「全軍、第一観測路線に布陣。図書隊を後衛、風月を右翼に。葦舩を中心に記録と後送の準備を――」

 

誰も虚空に拍手は送らなかった。

けれど、その一言が「筆頭」としての第一声だった。

それは、まがい物で模倣の声だった。

 

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「筆頭の座は空だった」

「……筆頭? 虚空が? まさか」

「だって、あの子はただ記録してただけじゃないか。反道王の後任って冗談でしょ?」

「いや、聞いたよ。皇女さまがね、ぽろっと“今からそなたが筆頭じゃ”って言っただけで、虚空は立たされちゃったらしい」

「じゃあ、遊びで?」

「……ああ、筆頭という椅子に、“無理やり座らされた”ってことだよ」

「可哀想に。あの子、笑い方ひとつ知らなかったのにね」

 

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「言葉を喪った統率者」

指示を出すたび、虚空の喉はかすれていった。

言葉が戦場へ向かうたび、それが敵味方どちらを傷つけるのか分からなくなる。

「この命令が、誰かを殺す……」

虚空は筆頭として、声を発しなければならなかった。

でも、それが「正しいか」は分からない。

戦況を俯瞰するたびに、自分の命令が命を奪うことに慣れていく自分を見ていた。

「慣れてしまえば、終わりだ」

だから毎晩、彼女は言葉を吐き出すように記録にしたためた。

苦しみの証拠として。

 

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「模倣の苦悩」

筆頭という名を与えられた瞬間、虚空はシン王の、反道王の影となった。

誰かに倣えば笑われ、真似しなければ無能と言われる。

「あなたは王ではないのね」

その言葉は虚空の中に「虚像」として反響し続けた。

真似をすればするほど自我は摩耗し、やがて鏡の中の自分が誰か分からなくなる。

筆頭とは、真似では届かぬ意志の名だった。

 

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『封じられたあの子』

虚空は、皇女様の調律に耳をすませていた。

それは静かで、澄んでいて──それゆえに、恐ろしい。

 

あまりにも整いすぎた音。

世界が一度、すべて終わった後にだけ流れるような旋律。

その奥に、ひとつだけ混ざらない“揺らぎ”があった。

「……あの子?」

 

虚空は歩いた。音を辿り、層をくぐり、因果の歪みに足を踏み入れた。

そこに在ったのは、大きな“棺”だった。

封印。

それは開くことを拒む構造であり、

同時に、誰かがそこに触れようとした証でもあった。

 

「檻ではない。これは……眠らせるためのもの」

その棺の中心に、名のない鍵穴。

“形ある不在”──そう形容するしかない。

そこに感じる、あの子の気配。

笑い声も、跳ねる気も、もう聴こえない。

だが確かに、そこに“いる”。

 

虚空はゆっくりと目を閉じ振り返った。

感じる先には陽の光、大神(おおかみ)がいる。

腰には、金の鞘におさまった──蛟蟒弌闡(こうぼういっせん)。

「あの剣だけが、この封を裂ける」

 

虚空は目を細め、かすかに口を開いた。

「手に入れます。時間ごと、取り返すために」

それは命令でもなく、願いでもなく。

ただ、一つの決意だった。

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反道王へのたったひとつ『演目依頼』。

 

調律の残響がまだ揺れている座標。

反道王は、枝を逆さに掲げたまま、空間をつついて遊んでいた。

そこに、筆頭虚空の声。

「反道王。ひとつだけ、お願いがあるのです」

「お願い~? あ、演目の指導ならやだけど?」

「いいえ。“蛟蟒弌闡”を持ってきていただきたいのです」

ピタ、と反道王の手が止まった。

口の端に笑みが浮かぶ。

「ふーん……それ、大神の剣でしょ?めんどくさそう」

 

虚空は一歩も近づかず、遠くから淡々と続ける。

「あなたなら、持ってこられますよね?この演目は……難しいですか?」

 

その言葉に、空気がぴんと張る。

難しいか?と聞くのではない。

できないのか?と問うのでもない。

──“あなたならできるはず”という、前提の檻。

反道王の目がわずかに細まる。

「むずかしい……? むずかしいわけないじゃーん」

くるりと回り、枝をかかげる。

「簡単すぎて退屈だったら、どうしよっかな~♪」

 

虚空は、わずかに口元をゆがめた。

それは、かすかな笑い。

「それなら、期待しております。あなたの芸、そして……あなたの“選択”に」

反道王は、ぴょん、と跳んだ。

剣を取るか、取らないかなど、もう決めている顔だった。

 

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「終焉王の誕生」

闇之葦舩の最上層。

黒い霧が塔の尖端にまとわりつくように揺れ、誰も登ろうとしなかった場所。

 

その日、そこに虚空が立っていた。

細い足首を縛るように、喪の衣が風に絡まっていた。

誰も、彼女がいつからそこにいたかを知らない。

だが皆、あの夜を境に“何かが変わった”と知っている。

 

「あの子」が倒れた。

会離。皇女の言葉を伝え、戦況を報告し、ただ静かに微笑んでいた観測者。

その会離が、陽の突撃の最前で散った。

言葉を残さず、いまや****として名前も残さず、記録を残す時間もなく。

ただ誰かが戦って燃えたという記録のみ残して。

 

虚空は筆を折った。

葦舩に集めていた巻物と書架も崩し、暗夜鉱炉に放った。

煙が天井まで這い上がる。

そして、闇之葦舩の最上層で、初めて借り物ではない言葉を刻んだ。

 

煤と血で黒く塗れた一言。

「わたしも、燃えたい」

翌日から、彼女は「虚空」とは呼ばれなくなった。

誰も彼女を筆頭虚空とは呼ばなかった。

葦舩に残った闇の子らは、口々にこう言った。

 

「もう、あれは虚空じゃない」

「虚空は死んだよ。終わったのさ」

「……いまの彼女に名前なんて、あるのか?」

けれどひとりだけ、小さなフレンズがこう呟いた。

「あるよ。だって、さっき名前を書いてたもの」

 

「終焉王」

 

燃えた塔の頂に、微かに残る灰の裂け目。

そこに、一文字ずつ焼き込まれていたその名こそが、

筆頭としての死と、破滅としての誕生を告げるものだった。

 

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srnknya.hatenablog.com

 

 

めちゃくちゃじゃない…?

でもまぁ、これくらい明確に破壊と純な殺意がある方がいいかも…

 

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ふつうのふれんずだった、ひまるとよばれていたころの、こくうのものがたり

 

陽 多罰天(たばってん)

陽 多罰天(たばってん)

陽 多罰天(たばってん)

ふれんず:みーあきゃっと

しょうごう:沈黙の裁者

ぞくせい:仏像 お地蔵様 教師

かがやき:祈りの青色の鏡

とくちょう:石と青銅でできた仏像のふれんず。石と青銅の像が動き出した

わざ:おせっきょう 言葉一つ一つに「重さ」や「意味」を持たせる能力がある

罰点が多すぎるので自分から動くことはできないが、言葉に重さをのせたり、別の意味を含ませたり硬さをもたせたりできる

悪い子にはお灸を据えるためのおしおきとしてのし掛かる

反省するまでどんどん重くなっていく

おうとつがすくない

悪しき子には“のしかかる”ことで懲罰を与えるが、それはただの物理攻撃ではなく、「重さ」の蓄積による自責感や後悔を引き起こすもの。


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せりふ

「はじめまして。……わたくしは、多罰天。かつて、ミーアキャットと呼ばれておりました。」

「困りごと、悩みごと……罰を恐れず、申してみなさい。」

「……今日を越える、その一助となるよう……この手より授けましょう。」

「……明日も、同じ場所で……待っております。」

「……絆というものは、言葉より深く、重い……。これからも、どうぞよろしく。」

「……成長の代償は、己の未熟を知ること……痛みを抱いて進むのです。」

「……これが、わたくしの本質。罪を背負い、罰を背負い、それでもなお進む力。」

「これしきの高み、まだ道半ば。……慢心など、許されません。」

「……すべて、理解いたしました。わたくしの言葉は、もはや揺るぎません。」

「……記憶とは、重ねられる罰点。……けれど、時に救いともなります。」

「この装い……仏前に立つには……いささか派手でしょうか……?」

「……よろしければ、ご指導を。わたくしも……学び続けたいのです。」

「……知を求めるならば、答えましょう。言葉とは、導きの道標。」

「……気晴らしに、勉学など、いかがでしょう。冗談、……に聞こえましたか?」

「……そのように触れられては……仏心をも、揺らぎます……」

「や、やめなさいませ! ……くすぐったいのです……っ。」

「……多罰天に、一任なさいませ。誤りは正し、歩みは導きましょう。」

 

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「報連相と石像のせんせい」

しずかな昼下がり。陽の訓練所の一角に、動かぬはずの石像が据えられていた。

仏像のような微笑を浮かべ、眼は閉じられ、まるで夢の中にいるかのよう――だが、近づいたものは知っている。

それが「多罰天(たばってん)」であることを。

「罰点が重なりすぎたため、自らは動かず。かわりに言葉に重さを込めて、導く教師」。

 

「た、ただいま戻りましたーっ!」

駆け込んできたのは、じゃぱり隊のある少女。

訓練の途中、報告を忘れ、許可を取らずに単独で調査に出たらしい。

「報告……えっと、その……遅れちゃいまして……てへっ?」

ぱきん。

空気に音が走る。石は動かぬが、言葉が落ちる。

 

「“てへっ”は、罰点ひとつ。

 “遅れた”ではなく、“怠った”のです。言葉の責を、見誤らぬよう。」

「ひっ……す、すみません!」

「まず、報告とは“事実を明かす”こと。

 次に、連絡とは“責任の共有”。

 そして相談とは、“過ちの予防”。……あなたはどれを欠いたのですか?」

「ぜ、全部……です……」

少女は項垂れ、耳がぴくりと下がった。

けれど、それを見た多罰天は、静かに続ける。

 

「……では、なぜ帰ってきたのですか?」

「え……?」

「罪を認め、言葉にした者は、まだ学ぶ意志がある者です。

 “逃げた”のではなく、“戻った”。

 それならば、あなたの罰点は、今日のぶんだけで済みましょう。」

「…………っ、はい!」

少女の声に、しっぽがぴんと立つ。

どこか誇らしげに、でも少し反省を含んだ背筋を伸ばして、頭を下げた。

「次からは、ちゃんと報告します!

 ――ぜったい、さぼりません!」

「“さぼる”という表現もまた軽い。

 ……“無視した責任があった”と、言い換えるべきでしょう。」

「……はい、先生!」

 

訓練所に夕日がさすころ、石像はまた静かに沈黙へ戻った。

少女の足音だけが、石の床を軽やかに鳴らしていた。

その背に、見えない鏡が――“少しだけ軽くなった罪”を映していた。

 

陽 戌十二支徒 モンコ=ベンダバール(もんこ=べんだばーる)と、ラファガ

陽 戌十二支徒 モンコ=ベンダバール(もんこ=べんだばーる)と、ラファガ

陽 戌十二支徒 モンコ=ベンダバール(もんこ=べんだばーる)と、ラファガ

ふれんず:たいりくおおかみ

しょうごう:の之字日輪違銃弾紋(ののじにちりんにたがいだんがん) 戌十二支徒(いぬじゅうにしと)

ぞくせい:風 巫女(シスター) 大飲 

かがやき:青銅古式フリントロック(祈りの青色の剣)

とくちょう:さすらいのしすたー。

かぜのしゅくふくをうけ 衣類がいつもたなびいている。

わざ:「東来風」(サンタ・アナ)銃弾が風のわるい影響を受けない。

じんぎ:「百銃の央(ひゃくじゅうのおう)」銃弾を束ねた輪の形をしている。

様々な銃を取り出すことが出来る。

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あいてによってさまざまなじゅうをつかいこなす。

近距離から中距離で、おおかみにのって戦う。騎犬隊。

めはいいが、きがみじかく、遠くへの狙撃は得意ではない。

 

さけとたばこをこのむ。とくいりょうりはちりこんかん。

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ラファガ

ふれんず:ねぶらすかおおかみ(ふれんずかはしてない)

しょうごう:

ぞくせい:風

かがやき:瑠璃塗り鏡台(楽しみの空色の鏡)

とくちょう:くもをけってはしるおおかみ

わざ:

じんぎ:

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きがみじかいモンコをサポートする、冷静沈着な相棒。

ときにしんちょうすぎるところもある。

そのさがるほすう にほとはんぶん

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の之字日輪違銃弾紋(ののじにちりんたがいだんがん)

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うぃんちぇすたーM1897

ショットガン。まがじんが延長されている。着剣装置はない。

こるとm1911こまんだーもでる

二丁拳銃として至近距離で使用する。

りーえんふぃーるどらいふる

遠距離の狙撃に使用する。

ぱんつぁーびゅくせPZB 38

対装甲用の大型銃 取り回しは良くない。

じゅにあこると そでにしこんだスリーブガン

 

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「風は呼び声に応える」――嵐の中、君が立つなら

 

風が荒れ狂う戦場に、巫女の姿があった。

陽の十二支徒、モンコ=ベンダバール。

その背に担がれた砲は祈りの名残を宿し、ひとたび解放されれば雷鳴の如き轟きを放つ。

 

補給は尽きかけていた。弾数、残りわずか。

砦は孤立し、空を塞ぐ闇の子の群れが刻一刻と迫っていた。

 

だが、彼女は退かない。

横に並ぶ、おおかみ「ラファガ」がいる限り。

 

狼は何も言わない。ただ、風の先を見つめ、空気の緊張を裂いて吼える。

それが合図。モンコは身を沈め、砲の角度をわずかにずらす。

 

放たれた弾は、風に乗った。

一筋の閃光が敵陣の要を撃ち抜き、砦を包囲していた影が、音もなく崩れ落ちる。

 

吹き返す突風。

モンコの頬をかすめたとき、彼女はかすかに微笑む。

 

「わたしが撃てるのは、あなたが吼えるから」

 

狼は応えない。ただ、再び風の先を見つめ、地を蹴った。

戦場の空気がまた張り詰める。

 

風は呼ばれ、風は応える。

嵐の中でも、君が立つなら。

モンコは今日もまた、風となって戦場を駆ける。

 

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「瞬断」――風が途絶える場所にて

 

陽の子、モンコ=ベンダバールは、命じられたわけでもないのに、最前へ向かった。

敵の布陣、その中央へ。砲塔を構えたまま、風のように地を滑る。

 

その先には、反道王が築いた罠の陣があった。

ただの包囲ではない。網のように乱れて絡み合い、行動予測すら欺く構成。

陽の子の進路は寸断され、風が抜けるはずの隙間すらなかった。

 

彼女は一瞬だけ足を止めた。

風は読むものだ。読む先に、撃つ場所がある。

しかしここには、読むべき風そのものが存在しない。

 

次の瞬間、ラファガが吼えた。

 

誰もいないはずの空域に、風が生まれた。

巻き起こる突風は不自然に直線を描き、敵陣の裏側へ抜けた。

 

モンコはそのわずかな風の蛇行を捉え、砲口をそちらへ向ける。

一撃。砲火が疾り、誰にも見られていなかった補給線の一点を撃ち抜いた。

 

連絡が遮断され、闇の子たちの動きが一瞬だけ鈍る。

 

反道王は全体戦況を維持したまま、ほんのわずかに口角を上げた。

そして明るく、意図の読めぬ声色で言う。

 

「…予定外でーす、わふーい!面白いですね!」

 

モンコは応えなかった。

再装填された砲塔の影に、彼女の眼が冷えていた。

 

風は読まれぬものではない。

だが、呼ばれて生まれる風もまた、読みの外にある。

 

 

陽? 佩刀(かはす)

陽? 佩刀(かはす)

陽? 佩刀(かはす)

ふれんず:からす?

しょうごう:

ぞくせい:

かがやき:紫金糸車軸(悲しみの紫の貨幣)

とくちょう:なぞのからす

はめつしたくない闇の子のとこにきて 手を引いて助けてくれる

わざ:「糸車 流転」

指し示した方向へ闇の子の意識をそらしてしまう

じんぎ:「秘鍵 蛟蟒弌闡」(こうぼういつせん)

闇の子が望めば、そこにまとわりつく神鍮糸を断ち切ることができる

 

終焉王の滅びに苦しむ闇の子を、その剣で糸と、炉から解き放つ
「…あなたはあなたの道を…」

 

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からすのめんをかぶり、からすのいしょうをきている

なぞにつつまれた ひまらやたーるのふれんず

 

血に染めても願いをかなえたいとか、いきあがくことをのぞむこのもとにきて

創造の炉になった 陽の子の元へ導いてくれるし

闇の炉に繋がった糸もすぱんときってくれる (編集済)

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その正体は おめんをかぶった しゅうなんとか王です

炉の力を書き換えてしまったので、慈悲と哀れみで…

 

…ではなくて

闇の子に居ても 供給先として消費するし邪魔で

集めてくる輝きも投げ込めない

なら 形代の接続をかえてやればいいという

書き換えたときに、のこった力は陽の炉に流れて創造の炉になっている

はなたれた子らは敵として向かって来る

そうすれば、薪として炉を燃すのに使えます 

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かはす になってむちゃくちゃできるのは

ヤタガラスのみちびきでしょうね

 

終焉王は なにかが傾いて うごいているのは知っているけど

おおきないくさで滅ぼすことができるなら 興味がない

 

力の及ぶ範囲は 今の世界 たかまがはら までと承知の上で あの子のためにという

終焉王はせっせと破滅させていくので

 

 

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なまえのねた

御佩刀(みはかし)。 はかし はかす からす

 

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【灰燼の糸先】

-かいじんの いとさき-

やけおちる くろい とりでの なか。

ちいさな やみのこは ひとりきり、

にげばもなく たちすくんで いました。

 

とおくで かねが なっています。

ごーん ごーん

そのたびに、ひかりが ひとつずつ きえていくのです。

 

そのときでした。

やけた はしらのあいだから、

ひとすじの いとが するすると のびてきました。

 

そのいとを いとまきにまいて、

くろい おめんの からすが あらわれました。

ふしぎと こわくは ありませんでした。

 

「…そのかねに、あなたのなは きざまれない」

「もえつきたいのなら ここではない」

 

からすは けんを なげました。

けんは ひかりのかたちをしていて、

かねのおとを すこしだけ まちがったほうへ そらしました。

 

それと おなじに、

むらさきの いとは やみのこの てをひいて、

どこか べつの ばしょへ つれていってくれました。

 

──やみのこは たしかに しっていたのです。

おわらない のぞみを、まだ もっていて いいことを。

 

【影絵の春】

-えいえの はる-

しろく しずまった せかい。

すべてが いろをなくし、

やみのこは 「そつぎょう」の まえに たたされていました。

 

おおきな かねが うたれます。

かん かん かん……

ひとつ うたれるたびに、 なにかが きえていきます。

 

でも──

そのせかいの なかで、

たったひとつ いろの のこるものが ありました。

 

それは、くろい とりのような かげ。

くろい からすの おめんをつけた

だれかが たっていました。

 

そのこは、けんを じめんに さしました。

すると おとの なみが ふしぎに しずまり、

しらない みちが ぽっかり あらわれました。

 

「まだ、あなたは“きかれて”いない おわりは、こたえた あとに」

 

むすばれていた くさりが ほどけて、

かねの ねがいから はなれた やみのこは、

ひかりののこる ほそみちを かけていきました。

 

──ふりかえれば、そのかたちは、まるで えいえの はるのようでした。

 

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――闇にて。

終焉王は、黒の炉のまえで、問う。

「あなたは だれですか」

仮面のからすは 何もこたえず、

ただ 沈黙のまま ひとつ 目を伏せていた。

 

しばしののち、やがて かすかに ひとこと。

「……“わたし”は、もう いません」

終焉王の声が 低く、揺れる。

「あなたが、わたしを 壊したのですか」

仮面の奥、瞳は見えない。

けれども、風もないのに 羽織のすそがふわりとゆれる。

「いいえ……あなたを、終わらせないために ここにいる。あなたが “あの子”でいられた最後の願いを、忘れないために」

終焉王は それ以上 何も問わなかった。

ただ、静かに 目を閉じた。

 

闇 御古 会離(みこ ぁぃり)

闇 御古 会離(みこ ぁぃり)

ふれんず:あらいぐまのひとつめせるりあん

しょうごう:御古 御目々(みこ おめめ) 闇雲渦目紋(やみくもにうずめ)

ぞくせい:せるりあん

かがやき:願いの白の大鏡(16寸 約50センチ)

とくちょう:たくさんいて、感覚を共有している。黒子の姿をしている。

 たかまがはらのいろんなみたものを、糸をつうじて常闇之皇女に伝える

 百七人いる

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ぁぃり ごえいか
あわいに なれいて
つといて あわさり
くみかけ わかれて
はなれて いちもく

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常闇之皇女仕えるミコ達

何人もいる。常闇之皇女や王のお世話をしたり、戦場のいろんなところにもうろちょろしている。
鳥居の子同士の間はワープゲートになっていたりする。

倒されてもへしがのこっていれば常闇之皇女が再生させる。

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くみたいそう?

身を守るために二体が合わさると結界つきに変わり

戦闘が必要な時は三体以上が合わさると四脚の姿に変わる

竹馬のように4つ足でゆらゆら歩く子は遠くまで見渡し、歩くのが速い。 四角い結界をはる子はうたれ強い。

わざ:「おしらせしますなのだ」

闇の子に志向性(意識の方向性)を与えることができる

 闇の子が仲間に襲いかからないのはぁぃりの力によるところが大きい

王の指示は、常闇之皇女、ぁぃりを経由して、闇の子の意識に影響を与える。

わざ:「おかわりですなのだ」

強い陽の力をうけたとき、短時間だけ常闇之皇女と入れ替わる

 

 強い陽は影をおとし、闇となすので

わざ:「一にして千 千にして一」

あつまってすがたをかえる

わざ:「こちらですなのだ」

げーとになって闇の子の転移門を生み出す

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「……」(お手を煩わせてもうしわけないのだ)

 

画図で出番が最も多いきがする

なやんだらとりあえず会離

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闇雲渦目紋(やみくもにうずめ)

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本体

大きな丸べし(まるへし)で、暗夜鉱炉に入ったままで活性化状態になっています

へしをふくめ、全員で108人います

へしは、御古・会離として活動するための分身を107体作りだし外部に排出します

分身がアライグマのフレンズに近い姿をしているのは、もっとも個体数が多いのがアライグマだから、もしくはシン王様の影響を受けているためです

欠員が出た場合、常に107を維持するよう暗夜鉱炉よりただちに補充されます(とこやみ様に再生してもらうこともあります)

へしをふくめ、全員で108人います

初まりの一体がなぜか自我を獲得し逃亡中

 

情報伝達が主なお仕事で、分身に意識や感情等は存在しておらず、戦闘能力も0に等しいです

一体一体を倒して得られるかがやきもごく微量なので、倒すメリットはあまりありません(情報伝達を阻害することはできるかもしれません)

緊急時は複数の個体で組み合わさり戦闘・防御形態になりますが、こちらも特筆するほどの能力は持たず、逃走を優先します

戦闘形態を倒して得られるかがやきはすこし多くなります

虫の居所の悪い闇の子の周りをうろうろしたり、しつこく報告することで叩き潰される、戦いの余波に巻き込まれてぱっかーんすることがしばしばあります

会離を櫻垈神造巫堂に連れていくと、闇の子たちも使えるアイテムに改造してもらえます

ラインナップは単眼鏡、かめら、どろーん、すまほです

とこやみ様専用装備と比べると、色を判別することができず(モノクロに見えます)見通せる範囲も狭いです

どろーん精製には二体、すまほ精製には三体必要になります

すまほはかめら機能、すまほ同士での通話機能がある便利アイテムですが、おみみ様に頼んで通信機能を付与してもらわないと通話はできません(おみみ様から使用許可がおりない場合もあります)

会離がアイテムに加工された場合も欠員と見なされ補充されます

 

陽の勢力に闇の勢力が追い詰められるような事態になった場合は、鉱炉から本体のへしが飛び出し、へしを中心に108体の会離が融合することで不可逆究極体・八岐勲となります

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真戴 八岐勲

真戴:八岐勲(しんたい やまたくん)

しょうごう:いくさのいさおし

とくちょう:やっつのあたまをはやしたすがた ひとりのこらず御子ぜんいんのしゅうごうたい

神力をぜんかいにして、てきをなぎはらう

わざ:大受傷(だいじゅしょう)

様々なフレンズを模した頭部から鉱炉に投げ込まれたかがやきをコピーした八つの属性をもつ熱線・を吐き出して攻撃します。

 ただし、陽の子のものである光属性をも身に宿した結果、へしの崩壊が始まっており、一つの属性につき一回づつ計八回のねっせん攻撃が限度で、撃ち尽くした後は自壊してしまう。

 

八岐勲になってしまった場合、本体のへしがこなごなに砕けるため再生は不可能になります。

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送眼鏡(そうがんきょう)

阿吽せんようそうび 映像記録機能 映像操作機能搭載

四色から選べるよ

文字通り眼を送っているのでまるでその場にいるかのような臨場感があじわえる

・長毛種の会離 姿だけの影武者として入れ替わることもある

・相合傘の時に7人いる 鏡 宝珠 剣 弊 灯

常闇之皇女はぁぃりの視覚をみることができる

七束杖、七つの棘/七

 

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なまえのねたなど

みこ

御古であり常闇之皇女、ぁぅ、は阿吽でもある。常闇之皇女と、とてもとても深く結びついている

もんの ウズメ

『日本書紀』一書では、アマテラスとスサノオの誓約の前、スサノオが高天原に昇ってくるのをアメノウズメが見つけ、日神(アマテラス)に報告した(Wikipediaしらべ)

とある、ごほうこく!ごほうこく!

日本書紀(一書)のどこなのじゃろか・・・そーすがほちい

へし

鍛造工具の一種 圧し または減し

暗夜鉱炉からなにかをうみだすなまえとしてふさわしい

 

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『御古 会離と うつしのしごと』

しずまりかえった やみのおしろ。

そのまんなかに 皇女さまが そっと 座しておられます。

 

そのまわりには――

すうっと立つ たくさんの小さな影。

 

みんな おなじ顔、

みんな おなじ目をもつ、

御古 会離(みこ ぁぃり)たち。

 

会離の目は、ただの目ではありません。

うつされたものは、そのまま 光になって

皇女さまのまわりに ふわりと うかびあがるのです。

 

あるときは――

皇女さまが うたたねした夢。

まだ誰も知らない きらめく空の景色。

 

あるときは――

遠くの前線でたたかう フレンズたちのようす。

その子が 涙をふいて また立ち上がる瞬間。

 

伝えなければならないものは

そのまま、 ぜんぶ一緒に 映してみせます。

 

皇女さまは ことばを使わず、

その映像のなかに 手をのばし、

「これを知るべき子に 見せるのじゃ」と

ひとさし 糸をひくのです。

 

そうして 映像の糸は のびていきます。

空をこえ 風をこえ とおくの子の耳元で

**「ほら、見て」**と 静かにひらかれる。

 

ある会離が、湯をいれます。

ある会離が、ざぶとんをならします。

ある会離が、いまの皇女さまの微笑みを 映して

「この映像を そっくりそのまま 残しますのだ」と告げます。

 

御古 会離は、えを描きません。

でも、記憶を そのまま 見せられます。

それが、会離の しごとなのです。

 

その目は、ただの記録ではなく

「おもいでの再生装置」。

そして、時には――

「未来を 選ぶための かがみ」なのです。

 

おわり。

 

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『さいごのご奉公 ―不可逆究極体・八岐勲―』

 

百八つの光が収束し、

不可逆究極体・八岐勲は、白いの記録の鏡を輝かせ――

静かに、自壊をはじめた。

 

それは、御狐 会離の存在そのものが

記録の結晶体を燃やし尽くし、使命を終える合図。

 

その瞬間、終焉王 虚空の中で、なにかが割れた。

 

「……まって」

 

ふるえる声が、ほつれる。

 

「まって まって まって!」

 

周囲の子らが止めようとするも、王は走る。

焦土の上を、砕けた橋を、記録のきらめきを踏みこえて。

 

「やっと思い出した……! あんしあ!あんしあ!……」

「――あんしあは、会離だったんだ……!」

 

だが、遅い。

不可逆体に遡行はない。

この体は記録であり、記憶ではない。

 

御狐 会離の輪郭は、もう粒子の風。

虚空の手の中から、こぼれていく光だけがのこる。

 

そして、虚空は 叫ぶ。

 

「うわあああああ――――!!」

 

空が裂け、影が砕け、

終焉王の声が 世界を揺るがす。

 

だれも、だれも止められない。

 

彼女の手には、もうなにもない。

その中には、記録されていた。

最後の視線、最後の映像。

 

――御狐 会離が、振り返り、笑っていた。

彼女の最期の仕事は、記録ではなく、“思い出させること”だった。

 

それでも、終焉王は叫びつづける。

すべてが終わったあとも。

 

「まって……! もういちど、****を……!」

 

だが、記録は消えた、

名前も思い出せなくなり、もう、どこにもいない。

それが――

御狐 会離の、最後のご奉公。