ふれんず:
しょうごう:元闇
ぞくせい:
かがやき:
とくちょう:セルリアンに恋をしてしまい
ついには己をセルリアンと思い込み、身体と心を溶けない氷で覆ってしまった。
わざ:
じんぎ:
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しかしまだセルリアンのことを愛してやまない哀れな娘。
絶滅したケブカサイのフレンズ
セルリアンは敵であるという共通認識を持つフレンズからは理解されないし、当のセルリアンにはぼこぼこにされてしまい傷だらけ。
恋深最在る所に吹雪在り。
彼女のいる地域には猛吹雪が吹き荒れて、並の生き物はそう長くはかからずに凍えてしまう。
さらにカモフラージュ的な効果も兼ねていて、鎧と足音を吹雪の中に溶け込ませ、己の領域に迷い混んだ獲物を自慢のおおーーーきな槍で奇襲する。
攻撃方法は槍を用いた突進、払い、突きなどの基本の槍作法。
そしてなんとサイらしからぬ跳躍力ぅ…で飛び上がり、獲物の認識外の空中から槍をそれ目掛けて一瞬で投げる。
そして着地と同時に槍を軸とした回転蹴りといった隙を生じぬ二段構えで少しでも油断している相手は一瞬で刈り取られる。
サイらしからぬ異常なジャンプ力は「私はサイのフレンズであり、無機質なセルリアンである」という二重思考の副産物。
己がサイであると認めなければ武器も思考能力もなくなる。
それはフレンズの特権だから。
だが自分はもうセルリアンを愛して、フレンズから拒まれたのだからセルリアンでなければならない。
その結果フレンズのような武器と思考能力を残しながら、より残酷で過激な戦い方ができるようになった。
ビーストみたいなもの?少なくとも、彼女の本質はまだサイのフレンズだ。
総じて戦闘方法は極めて効率的で苛烈。
ただし野生解放はできない。
認められないのだ。
セルリアンが野生解放なんてできるわけがない。
野生解放した時点で、それは私がフレンズであることを認めるのだから私の負け。だからしない。
弱点はお面。
お面を壊すなどして素顔を晒せばあっさり敗走する。
そこまでが難しいんだろうけど。
お面がなくなれば「セルリアンであること」を保てなくなる。
己の本質が出てきてしまい、フレンズを傷つけられなくなる。
本当はフレンズに理解されたいだけ。
理解されたいなら、攻撃してはいけない。
わかりきっているのだ。ただ理解はされない。
理解されないからセルリアンになる。
セルリアンは、私はフレンズを傷つけなければならない。
本当は嫌なのだ。亀裂をこれ以上広めたくない。でも仕方ないことなのだ
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やっぱり恋深最が恋をしたセルリアンはとっても恐ろしい存在でなければならない
セルリアンがかわいいと、理解されちゃうから
彼女は誰からも理解されない孤独な存在でなければならないのだ 氷の鎧と吹雪を作るくらいには
たとえ、我々にさえも理解できないほどの、おぞましいセルリアン…
でもそこで問題となってくるのが「じゃあそんなセルリアンをなぜすきになったのか?」
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無機質に垣間見た愛 もし一瞬だけ心を持つセルリアンがいるとしたら…?
彼女がその一瞬に恋をしている
いつもはただフレンズを襲うだけの存在なのに、何かの気まぐれに心を取り戻し、フレンズを愛するようになる
無論理解などされない 罠だ罠だとフレンズは言う 恋深最以外は…
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終焉王、どうしましょうね
流歌ちゃんをつれてにげますか
終焉王は保存と再生のちからをもっているけど、破滅の王ということがあきらかになりました
ほうっておけば、そのまま流歌ちゃんはしたがってしまいますね
ぼくがおわってしまうまえに、せかいがおわるようです
もし、流歌が「ルカ」となれるなら
己を思いだし、歌を流す機械ではなく、歌を唄う命となれるなら
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ケブカサイはただ彼女と仲良くしたいだけ 終焉王から逃げる理由にはなる
ルカのうた、は、おわらないうたをうたおう、であって
おわりはのぞんでいないよね
おわるせかいにすこしでもつめあとをのこしあらがうかんじだし
(十姉妹のだれかもつれてにげたらおもしろいね)