ふれんず:ばんどういるか
しょうごう:花伽衆(かかしゅう) 角闇雲紅葉紋(かくやみくもにもみじ)
ぞくせい:
とくちょう:「わっふーい♪」せつなてきなせいかく
かがやき:天涙石剣(てあるいせっけん 青銀色黒曜石 楽しみの空色の剣)
わざ:わくぐり くうかんをとびこえてぴょんぴょん どこにでもあらわれる
ういているふぐは いしとかんけいなく わからぼろぼろこぼれてただよっている
ぶつかるとはれつするもうどくのふぐ
じんぎ:天涙木剣(てあるいもっけん)水滴型の木の剣は、あらゆる神器の守りをすりぬける。
ときに「搦手」の守りもすり抜ける木の剣(木製なのでいたって普通の防具には防がれる)
粉のようになった骨の欠片から常闇之皇女がきまぐれにさいせいした。
おうのいのちをねらっている
わっふーいってばくだんをばらまくけど
ばらまいたあとはかぜまかせでほうちする子
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いくさごっこ前日、シン王は世界の真理を得るために心臓を皇女に捧げ 陽王であった心を失った
その契約により闇王になっている
けれどシン王は、生殺与奪を皇女に与えないために、すばやく皇女の歯車を裏返した
皇女に心臓を持っていることを忘れさせたのだ
皇女は心臓をほしいとおもったまま、もっていることをわすれている
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ある日王の前にやってきた道化師は、王の前にてしなやかな礼と綺麗な宙返りを披露した
そのときシン王は、何度かの徹した作業の末、苦労して分解した多重積層神鍮の歯車の文字を見ていた
「ボクのこともみてくださ~い」
四将に遮られ、退出する反道は、無視されたので 本気を出すことにした
茶の時間少し前に 襲ってくるようになった
木の枝、綿の塊、ボール、輪くぐり、曲芸を披露しながら
四将が王を守りつつあしらうようになった
妙な武器と曲芸でちょっかいをかけてくる反道
攻撃は過激になっていくが、ふざけた動きで襲ってくるので四将の相手ではなかった
反道はそのあと芸を皇女にみせ、間に座って紅茶を貰い、話をして帰って行く
王は気にも留めていなかった
その日は来た、いつもの時間
「わっふ~…きょうもだめでした!」
「アハハハ、まぁ気を落とすでない」
「ンヒヒヒ、さぁ今日は何をみせてくれる」
「わふ~おうじょさま、そうです!今日は新作のてじなかんがえてきました~!
ここからうごかずに シン王様をたおしてみま~す!
いきますよ~ 3 2 1 はいっ!」
木の短剣で刺したのは皇女吽のふところ。
「搦手」の防御もすりぬけて、短剣は宝石の心臓に吸い込まれる
-もし、真鍮の歯車を手にしなければ、糸は正しく張り詰め、守りをすり抜けなかった
-もし、歯車を裏返さなければ皇女は心臓をもっているのにわすれなかった
-もし、出し抜いた瞬間、王が皇女を「御した」と思わなければ、命を狙えと反道への命令はなかった
-もし、道化師を見ていれば 反道は挑まなかった
-もし、四将がその忠誠を 同じように皇女にも向けていたら 刺さらなかった
-もし、反道のエコーロケーションでなければ心臓は見つからなかった
全てがつながる、チーズの穴を銀の弾丸なら通るように
シン王の胸中から大輪の花が現れる、その花をシン王はぼやけた眼で見つめる
「これが末路か、弱者を侮ったが故の余の……フフ、美しいではないか。最期を飾るには良い……花……」
短くそう言い残したシン王の手から多重積層神鍮が転がり落ちる
糸が切れたマリオネットの様に、シン王はその場に崩れ落ちる
「わっふ~い!道化はどのカードより弱いけど、キングにだけ勝ちましたっ」
阿「あ~あ…君主忘れたのか」
吽「うんむ、弱きは恐ろしいというたぞ
阿「筆頭とは弱きをも
吽「識る者であらねばのう
我に返り襲いかかる四将
阿「頭が高い
吽「新王の前じゃ
「「伏せよ」」
めりこむほどたたきつけられる 圧…!
ふところから宝石の心臓をとりだして、てにはいるくらいのものにはもう興味ないので
ぽい ころんころん
(それをひろいにいきたい四将のかお!)
「それがほしいのか?
「ふうん、よいぞ
ふところから ふろしきをとりだし ていねいにひろってあげる 吽
つつんであげる阿
ふふふ、ふふふんふん ふんふんふん~
(ほしめぐりのうたのはなうた)
吽が てをぴょいっとのばしてゆみにする
阿が それをきりりとひく
「「じゆうにとってくるとよい」」
陽の子の桃の木まで 流れ星が ピヤャーーーーーンと飛んでいく
四将が戦う理由が出来たね 良かったね
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金枝篇 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%9E%9D%E7%AF%87
石剣は 逃亡奴隷だけが持ち出す事を許されている
逃亡奴隷だけが王殺しが出来る
水族館から逃げ出したイルカだった
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わっふ~い!
よくわかんないで~す!おおかみさんに、ぜんぐんちょくしん!!
おうじょさま、糸をすきなだけはってくださ~い!!
(う~ん、わたし統率などできないぽっと出の筆頭
皇女様の糸で操るのも無理じゃ、やっても陽の子の連携に潰される、うん…そうなる、策はだめ~
それに陽の子の流れが迷いなさすぎる、あれは運が見えるか、少しの未来か
考えても駄目なら全部あてましょ、突出する子も沈むし好都合
皇女様にただ強く遊んでいただき、それをこそ強固な加護となす
…あなたは有能な王だった
でも、ここは駒遊びじゃない いくさとは こうやるのよ)
目覚める冷徹の狂王
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-----元設定、きーわーどなど-----
王が元陽だから、王のそばにおくりこまれる暗殺者。
妾の命あれば始末なさい、という役割を与えられて。そして皇女はそのことを覚えていない。「搦手」の防御もすりぬけて王の命に迫るかもしれない。
「君主の首を誰が一番欲しいって、一番執着するの皇女じゃな
「消すほどではなかった暗殺者に、皇女の願望がのっている。
「ゆえにひそんでしまえば、皇女に感知されないし、守りをすりぬける。
「空間をびゅんびゅんわたって、面白いから王の命をねらう。
「まともに相手にされず放逐されたことで、気分に火がついて過激ないたずらを繰り返しイルカ。